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Windows XPの壁紙になった草原は現在はこんな感じになっている

By diffusor

Windows XPの初期設定で表示されるデスクトップ背景は、Charles O'Rear氏という写真家がカリフォルニアのワイン農場の風景を撮影したもので、その写真をMicrosoftが買い取ったという経緯があります。Blissを撮影したO'Rear氏が当時の思い出を振り返りつつ、デスクトップ背景が撮影された場所の現在の様子を公開しています。

It's Bliss: behind the iconic Windows XP photo
https://www.cnet.com/tech/computing/its-bliss-behind-the-iconic-windows-xp-photo/

Blissと名付けられた写真は、1996年にO'Rear氏が当時付き合っていた彼女に会いに行く道中で撮られたもの。下記の画像は実際に撮影された写真で、青空に散らばる雲と緑のコントラストが素晴らしい写真です。


2014年現在のBlissが撮影された場所はこんな感じで、O'Rear氏が写真を撮った時とはかなり違う風景になっています。


Blissが撮影された場所は、Googleマップでも確認可能です。


O'Rear氏によると、BlissをMicrosoftのグループ企業のCorbisに投稿したところ、Microsoftから「Blissを買い取りたい」という申し入れがあったとのこと。O'Rear氏に接触してきたのはMicrosoftのエンジニアの1人で、O'Rear氏は「私に連絡してきた人はBlissがフォトショップで加工されていないものと知ったら、とても驚いていましたよ」と当時を振り返っています。なお、MicrosoftはBlissを買い取った後、加工してWindows XPの背景画像に採用しました。

O'Rear氏はフォトショップでBlissを再現した画像を作成して、公式ブログで公開中。実のところ、O'Rear氏はMacユーザーなので、Blissのデスクトップ背景をあまり見たことがないとのこと。


なお、Blissが初期設定で表示されるWindows XPは2014年4月8日をもってサポートの終了が決定しています。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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