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iPhone 6 Plusのカメラで「ぼやけてピントが合わなくなる」問題が発生中


一部のiPhone 6 Plusのリアカメラを使用したときに、ディスプレイに映る映像がゆらゆら揺れてぼやけてしまいピントが合わなくなる、という問題が発生していることが明らかになりました。

iPhone 6 plus rear camera blurry/wobbly (not fo... | Apple Support Communities
https://discussions.apple.com/thread/6615233

iPhone 6 Plus Rear Camera OIS Bug - Business Insider
http://www.businessinsider.com/iphone-6-plus-rear-camera-ois-bug-2014-11

今回明らかになったiPhone 6 Plusのリアカメラ問題は、複数ユーザーのiPhone 6 Plusのカメラで起きている問題で、既にAppleサポートコミュニティの掲示板に複数の報告が上がっています。手元のiPhone 6 Plusで実際に問題が発生しているユーザーが撮影した写真がこれで、写真がブレまくっていることが分かります。撮影したユーザーによると、全てのアプリを閉じて端末を再起動し、全ての設定をリセットし、さらにはOSを最新バージョンにアップデートしたにも関わらず、カメラの問題は直らないままだそうです。


その「ぼやけてピントが合わなくなる」というのがどういうことなのか、ムービーで問題のiPhone 6 Plusの画面を撮影してYouTube上にアップしているユーザーもいます。ムービーを投稿したGaurav Pathakさんは、iPhone 6 Plusを購入して数週間でカメラが奇妙な動作をし始めたとコメントしており、カメラを起動すると機械的なクリック音が端末内から聞こえることも明かしています。

iPhone 6 Plus Camera Blur Issue - Demonstration - YouTube


「ぼやけてピントが合わなくなる」問題が発生したのはiPhone 6 Plusのスペースグレイ。


カメラを起動


ここまでは特に何事もないのですが……


カメラが起動して映像がディスプレイ上に表示されると、その映像がゆらゆら揺れまくっていることがはっきりと分かります。


両手でしっかりとiPhone 6 Plusを持っているので、わざと揺らしてこんな映像にしているわけではない、ということがわかります。


カメラからビデオ撮影モードに切り替えても画面はぼやけたまま。


スクエアモード


パノラマモードと、どのモードに切り替えても画面上の映像は常に一定のペースで揺れたままです。


写真を撮ってみるとこんな感じ。もちろんピントが合わないので、写真はブレブレのものが撮れます。


ムービーを撮影して……


再生してみます。


ムービーも画面が揺れている様子が撮れており、リアカメラを使用するとすべてがぼやけてしまうことが分かりました。


iPhone 6 Plusのリアカメラには、iOS端末で唯一、光学手ブレ補正機能が搭載されています。光学手ブレ補正機能は、ユーザーの手から伝わる物理的な動きを安定させることで写真撮影やビデオ撮影を補うためのものですが、これが何らかの原因で誤作動してこのような問題が発生したのでは、とBusiness Insiderは推測しています。

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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