肉・卵・バター・塩・砂糖など不健康な食べ物に関する間違った認識が明らかに

By D. Sharon Pruitt

バターとマーガリンはどちらが体に良いのかという議論が続けられていたり、卵を食べ過ぎると体に良くない、といった食べ物に関する健康・不健康を分ける考え方がありますが、BHF(イギリス心臓病支援基金)が調査を行ったところ、バター・卵・赤身の肉・塩・砂糖に関する一般的な認識は、多くが間違っていることが判明しました。

Why almost everything you've been told about unhealthy foods is wrong | Life and style | The Observer
http://www.theguardian.com/lifeandstyle/2014/mar/23/everything-you-know-about-unhealthy-foods-is-wrong


◆バター

By Taryn

イギリス心臓病支援基金のジェームス・ピアソン教授が、60万人以上の参加者に関係する72の学術的研究を調査した結果、飽和脂肪酸の摂取は冠状動脈性心臓病のリスクを高めることはないということが判明。2010年に出された「飽和脂肪酸には心臓病を引き起こす証拠が見当たらない」という意見は正しかったと証明する結果になりました。

調査チームはマーガリンメーカーや政府の主張を立証するどんな証拠も見つけることができず、多価不飽和脂肪酸の摂取は心臓病を予防する効果があると述べています。

◆卵

By Gideon

「卵の摂取は1週間に2つまで」といった栄養ガイドラインは、卵には心臓に悪影響を与えるほどコレステロールが含まれているため、と考えられていましたが、卵に含まれるコレステロールは血液中のコレステロールにほとんど影響がないという研究結果が出ています。そのため極端に食べ過ぎなければ、豊富な栄養を含む卵を制限する必要はないということです。

◆赤身の肉

By Sheila

動物性脂肪を多く含む食品は有害であるとして、赤身の肉の摂取は制限されてきましたが、これらの警告は未加工肉と化学添加物・防腐剤などによって加工された加工肉とを区別していませんでした。実際のところ、自然の中で放し飼いにされて牧草をエサに育った羊や牛の肉には、ガン・肥満・糖尿病のリスクを減らしてくれる共役リノール酸が豊富に含まれています。

◆塩

By Kenn Wilson

「塩分の取り過ぎに注意」というフレーズはさまざまな場所で提唱されていますが、これらの運動には「加工食品に含まれる並外れた塩分量が危険」という認識が含まれていません。塩分の取り過ぎに注意するのではなく、加工食品の食べ過ぎに注意するべきです。家庭料理に使う塩分量を制限する必要性は見当たりません。

◆砂糖

By Alex

砂糖が塩ほど健康被害に関する警告がなされていないのは、加工食品会社が強力過ぎるため。砂糖および甘味料はできるだけ回避する必要があり、日々甘みを抑えた食事で味覚を慣らしていくことが大切とのこと。

調査を行った研究チームの主任ラジブ・チョードリ博士は「これらの潜在的な科学的研究の発見は、現状の栄養ガイドラインの再評価を促す興味深い結果です」と話していますが、バターに含まれる飽和脂肪酸が心臓病を引き起こさないとしても、「依然として食べ過ぎによる肥満は心臓にとって有害です」と警告しています。イギリス心臓病支援基金は、多くの根拠のない栄養ガイドラインが存在する中で、カロリー計算で食事を考えることが確実であると提唱しています。

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