レビュー

シートポストを外すとチューブ付き空気入れになる「タイヤポンプシートポスト」使用レビュー


自転車のタイヤの空気はこまめに入れることで快適に運転できてパンクのリスクも減少させることができます。持ち運びできる空気入れはパワー不足や質量の増加が気になるところですが、自転車に不可欠なシートポスト(サドルバー)を空気入れとして使用できるのがドッペルギャンガー「タイヤポンプシートポスト」です。サンプルが編集部に到着したので、実際に取り付けて使ってみました。

DOPPELGANGER®[ドッペルギャンガー]自転車ブランド タイヤポンプシートポスト DSP138-BK/DSP138-SL
http://www.doppelganger.jp/option/dsp138/


梱包材に包まれた「タイヤポンプシートポスト」が到着。


取り出したところ。シートポスト直径27.2mm・サドル支柱長350mmでカラーはシルバー以外にブラックがあります。


アルミ合金製のタイヤポンプシートポストは実測で392g。


側面には「DOPPELGANGER」とブランドネームが入っています。


クレードルはボルト1本で簡単にサドルレールを固定できる「やぐら一体型」を採用。


シートポストの下側の黒いグリップをくるくる回すと……


以下のように内部のバーが伸びてポンプになってしまう、というわけです。


グリップはチューブ収納口も兼ねており、先端を引っ張り出すと……


中からチューブを取り出すことができます。


銀色の口金は米式バルブ用ですが、付属の金色の口金を取り付けることで英式/仏式バルブにも対応可能。最大空気圧70PSI・ホース長は195mmです。


チューブ取付口はクレードルのすぐ下にあります。


というわけで実際にシートポストを換装してみます。


まずはシートポストを取り外して……


タイヤポンプシートポストを装着し、しっかりとナットを締めて固定します。


次に取り外した元のシートポストからサドルを取り外して……


クレードルのボルトを緩めます。


溝にはまるようにサドルレールをはめ込んで角度を調節します。


最後にボルトを締めればいとも簡単に装着完了。


見た目からは空気入れには全く見えません。


ちなみに、シートポストの直径が合わない自転車にはこのように使用できないのでサイズチェックが必要。ドッペルギャンガー製の自転車なら適合車種ページから確認できます。


なお、「タイヤポンプシートポスト」で実際に空気を入れている様子は以下のムービーから見ることができます。

ドッペルギャンガー「タイヤポンプシートポスト」でタイヤに空気を入れるとこんな感じ - YouTube


タイヤに空気を入れるには、シートポストをそのまま取り外して……


グリップの先端を爪で押し上げてチューブを取り出します。


そのままサドル下の取付口に接続。


見たことのない不思議なサドルになってしまいました。


チューブをバルブに接続して……


バーの先端を持ってシュポシュポとポンピングすると空気を入れることができます。


サドルを靴の上に置いて使用すると、サドルを傷つけずに力を込めて空気を入れることが可能。


以下のような持ち運びできる小さな空気入れはチューブがついていないため、窮屈な姿勢になってしまったり、パワー不足だったりしますが、タイヤポンプシートポストは空気入れを持ち運ぶ必要がなく、シートポストを取り外すだけで腰を入れてしっかりと空気を入れられるアイデア製品となっていました。


なお、現在「タイヤポンプシートポスト」のAmazonの価格は3267円(税込)となっています。

Amazon.co.jp: DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) タイヤポンプシートポスト DSP138-SL シルバー 【ポンプ内蔵型シートポスト】 シートポスト径φ27.2mm 有効サドル支柱長250mm 【英式・仏式・米式対応】 アルミ合金製 専用バルブアダプター付属: スポーツ&アウトドア

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in レビュー,   乗り物,   動画, Posted by darkhorse_log

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