地下鉄のラインをつなげて乗客をスムーズに乗降させるゲーム「Mini Metro」

東京などの都心では網の目のように縦横無尽に地下鉄や電車が張り巡らされています。そんな複雑な地下鉄の路線図を記号とラインだけで作成しながら、表示される乗客をスムーズに乗降させるブラウザゲームが「Mini Metro」です。

Mini Metro
http://dinopoloclub.com/minimetro/

なお、Mini Metroを実際にプレイしている様子は以下のムービーから見ることができます。

「Mini Metro」をプレイするとこんな感じ - YouTube


プレイするには下にスクロールしたところにある「unity web player」をクリック。

「ファイルを保存」をクリック。

デスクトップにインストーラが表示されたら起動します。

「実行」をクリック。

「同意する」をクリック。

あとは「完了」を押せば……

Mini Metroのページにゲーム画面が表示されてプレイ可能になりました。

もしウェブプレーヤーが動かない場合はスタンドアロンのMini Metroをダウンロードすることも可能。

ゲームを始めるには「Start Game」をクリック。

最初の画面はこのように駅を表す記号がぽつんと3つ設置されています。白い部分は陸地、水色の部分は川を意味しています。

駅の右側を見ると乗客が表示されており、スムーズに乗客を乗降できるようにドラッグして線路をつなげる必要があります。スタート直後に引ける路線は3本まで。一度伸ばした線路でも不要になれば短くしたりして再構築が可能です。

乗客は降りたい駅の形をしているので、よく見ながら効率よく線路をつなげていく必要があります。例えば同じ記号の駅をつなげすぎると通過するだけになってしまい、線路を伸ばしすぎると電車が戻ってくる時間が長すぎて乗客がたまりまくってしまうので注意が必要。

駅は時間が経過するとともにランダムでどんどん増えていく仕組みで、出現した駅に線路がつながっていないと「！」とマークが点滅するので急いでつなげましょう。

川を横切って線路をつなげるとトンネルになり路線が点線で表示されます。最初は2つしかトンネルを作れないので、3つ以上のトンネルを作るにはゲームを進めると入手できるアイテムが必要です。

右上の時刻が「Monday」になり、無事1週間が過ぎてステージをクリア。報酬として電車のスピードと乗車可能数を増加する「Train Upgrade」か、＋1本の路線を引けるようになる「Line」というメトロシステムのアップグレードをもらうことができます。今回は「C」というマークの「Train Upgrade」をもらいました。

報酬をもらうと続きから再開となり、どんどん路線が複雑に交わっていきます。2週目からは「扇形」の駅も出現しました。

画面左側にカーソルを当てると「Upgrade」をスライドして表示できます。1週目の報酬でゲットした「C」のアイテムは1つの路線の電車を2両編成にできるアイテムですが、使用しなければ効果は現れません。

そのため、有効そうな路線のあたりまでドラッグして……

ドロップするとこのように電車が2両になり、走行スピードと乗車可能数が増加。

乗客がたまりすぎると駅の周辺に丸いゲージが出現し、灰色のゲージがなくなってしまうと……

ゲームオーバーになります。

ちなみに、編集部で最高記録をたたき出した人の得点は625人。ポイントとしては「同じマークの駅同士でつなげない」「全ての路線を均等の長さに保つよりも、短く往復できる路線をいくつか作る」「アイテムの入手優先順位は『LINE』＞『TRAIN』＞『Station Upgrade』の順番」など。ほかにもリアルタイムで線路を組み替えまくるのも有効だったりと、プレイヤーごとに独自の攻略法が生まれていきそうなゲームです。

シンプルな仕組みのゲームですが、路線が増えてくると難易度が上がっていき、全てのバランスを考える必要が出てきます。奥が深いゲーム性なので、一度プレイするとやめられなくなるかもしれない点には注意が必要です。

なお、今回プレイした「Mini Metro」はお試し版ですが、2014年前半にWindows・Mac・Linux・iPadとAndroidタブレット向けにゲームのダウンロード販売プラットフォームのSteamから発売予定となっています。

Steam Greenlight :: Mini Metro