PHPのマスコットキャラクター「elePHPant」が象である理由
プログラミング言語のPHPは1995年に登場し、今ではインターネット全体のうち80%でPHPが使われていると言われていますが、実はPHPには象のマスコットキャラクターがいます。最近になってこのキャラクターが再び注目を集めており、現在ぬいぐるみを作るための出資が募られているのですが、「PHPのマスコットキャラクターがなぜ象なのか?」ということにはちょっとした理由がありました。
php[architect] Orange ElePHPant by Eli White — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/eliw/php-architect-orange-elephpant
PHPの開発者たちは結びつきの強いコミュニティを形成しており、互いに助け合いながら開発を行っているのですが、象のキャラクターはコミュニティのメンバーであるフランス人のVincent Pontierさんが作ったもの。
これが象のマスコット・キャラクター「elePHPant」。Elephant(象)ではなく、単語の間に「PHP」の文字が入っています。
talks.php.netの画面右上を歩いています。
また折り紙の作り方まで公開されています。
完成するとこんな感じ。
「elePHPant」というマスコットが生まれたきっかけは、PHPという文字を崩して表記すると横から象を見たところっぽくなるのでは?という思いつきから。その変化を示すとこんな感じ、説得力があります。
elePHPant産みの親が、その時のことを振り返るムービーを作っています。
Naissance de l'éléPHPant - le film - 15 novembre 1998 - Au siècle dernier
http://www.elroubio.net/naissance_elephpant.php
体に「PHP」の文字が入った青い象として知られるelePHPantですが、最近になって再び注目され、ピンクや赤のぬいぐるみも企業によって作られるようになりました。
そこでPHPのコーダーであるEli WhiteさんはelePHPantを人々により楽しんでもらおうとオレンジ色のelePHPantを製作。現在は商品化のためにクラウドファンディング・プラットフォームのKickstarterで出資を募っているところです。
Eli WhiteさんのelePHPantに対する思いは以下のムービーから聞くことができます
オレンジのelePHPantは目標額1000ドル(約10万円)だったところ、既に3万ドル(約300万円)以上を集めることに成功。オレンジのelePHPantが欲しい人は20ドル(約2000円)以上の出資でスモールサイズのぬいぐるみを1つ、100ドル(約1万円)以上の出資でラージサイズのぬいぐるみを1つゲット可能で、アメリカ国外への発送が行われる場合、送料として別途20ドル(約2000円)~30ドル(約3000円)が必要になります。
なお、締め切りは日本時間の2014年の1月29日12時です。
php[architect] Orange elePHPant by Eli White — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/eliw/php-architect-orange-elephpant
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