レビュー

ポケットモンスター赤・緑のポケモンが描かれた花札「ポケモン花札」で実際に遊んでみた


任天堂は1889年に花札の商店として創業した老舗で、現在はWii Uや3DSなどのゲームハードやマリオシリーズやポケットモンスターシリーズなどのゲームソフトを販売しています。そんな任天堂と縁の深い、ポケモンと花札が合体した「ポケモン花札」なるものが登場していたので、実際に購入して遊んでみました。

ポケモン花札
http://www.pokemon-hanafuda.com/


◆フォトレビュー
ポケモン花札はやたらと大きな箱に入って送られてきました。


箱を開けると中にはポケモン花札とポスターが。


透明の箱にポケモン花札は入っています。


パカリ。


さらに頑丈そうなケースが出てきました。このなかに花札が入っているようです。


反対側はこんな感じ。


ケースは手に持つとこれくらいのサイズ。


ケースを外します。


今度は紙に包まれています。


紙の包みの裏側には「Pokemon」と書かれたシール。よく見るとモンジャラも書かれています。


紙包みの側面には切り取り線が入っているので……


ビリビリビリ。


カパッ。


中からようやくポケモン花札を取り出すことに成功。


これは付属の説明書。ポケモン花札の遊び方が書かれています。


ポケモン花札を全て並べるとこんな感じ。各札には1月から12月までの月が振られており、その月のモチーフである花が一緒に描かれています。


各花札の詳細は以下から。

1月:松
左から「ファイヤー」「はかいこうせん」「ニャースとケンタロス」「カメックス」


2月:梅
「カモネギ」「だいばくはつ」「ラッキーとベロリンガ」「サワムラーとエビワラー」


3月:桜
「フリーザー」「ひっさつまえば」「プリンとガルーラ」「ニドラン♂とニドラン♀」


4月:藤
「ポッポとピジョット」「プテラ」「キュウコンとペルシアン」「カイロスとブーバー」


5月:アヤメ
「コダックとナゾノクサと?」「ルージュラ」「ポリゴンとベトベター」「アーボックがねらってる」


6月:ボタン
「バタフリーとラフレシア」「パラスとパラセクト」「コンパン・キングラー・フシギバナ」「トサキントとアズマオウ」


7月:萩
「タマタマとサイホーン」「オムナイトとカブト」「オコリザルとウインディ」「エレブーとストライク」


8月:ススキ
「カラカラ・ピッピ・ピクシー」「オニドリルとオニスズメと?」「ディグダ・ダグトリオ・ビリリダマ」「カイリキー・イワーク・マルマイン・イシツブテ」


9月:菊
「サンダーとピカチュウ」「ジュゴンとラプラス」「ビードルとスピアー」「コイルとサンドパン」


10月:紅葉
「ポニータとギャロップ」「ドククラゲとパルシェン」「ヒトデマンとスターミー」「シードラ・ゲンガー・ドードリオ」


11月:柳
「ナッシー・ニョロモ・バリヤード」「ウツボットとズバット」「スリープ・ゴース・ケーシィ」「モンジャラ」


12月:キリ
「リザードン」「ミュウとミュウツー」「イーブイ進化形」「最初の三匹」


花札1枚のサイズは手のひらよりも小さいです。


札の裏面は真っ黒。


ポケモン花札ではオリジナルの「花合わせ」や「ポケモンこいこい」を遊ぶことができるのですが、これらは決まった絵柄の札をそろえて得点を競うという遊び。どの札をそろえれば何点のポイントが得られるのかは以下の出来役一覧を見るとわかります。

ポケモン花札の遊び方:出来役一覧
http://www.pokemon-hanafuda.com/manual/list02.html


出来役の一例は以下のような感じ。

・「最初の三匹の進化(100点)」
ポケットモンスター赤・緑で最初にゲットできる三匹とその進化形をそろえる役。


・伝説の鳥ポケモン(80点)
初代ポケットモンスターでゲットできる伝説の鳥ポケモンであるファイヤー・フリーザー・サンダーを集める役。


・セキチクシティ(60点)
セキチクシティにあるサファリゾーンで出現するポケモンたちをそろえるというマニアックな役。


・ひっさつまえば(20点)
1枚でポイントをゲットできるお手軽な役。


・だいばくはつ(60点)
「だいばくはつ」という技を覚えるポケモンをそろえる役。


・四天王(80点)
初代ポケットモンスターのカンナ・シバ・キクコ・ワタルが使用するポケモンたちを集める役。


◆実際に遊んでみた
ポケモン花札オリジナルルールの「ポケモンこいこい」で遊んでみました。遊び方は記事中でも解説しますが、ポケモンこいこいの遊び方から確認することもできます。

ポケモンこいこいは2人で遊ぶゲームで、それぞれのプレーヤーが8枚ずつ札を手札として持ち、プレイヤーの間に置かれた裏向きの札が山札で、表向きになっている8枚の札が場札になります。


ゲーム開始の前に、まずはポケモン花札をしっかりとシャッフルします。


そして花札を積み……


プレーヤーが山札から1枚ずつ札をめくり……


札の月が早いほうが親(先行)となります。写真の場合は左の「ニドラン♂とニドラン♀」が3月、右の「カラカラ・ピッピ・ピクシー」が8月の札なので「ニドラン♂とニドラン♀」をめくった方が親というわけ。


札を山札に戻して……


山札から場に表向きに札を8枚並べ……


次に各自8枚ずつ手札を取ります。


手札はこんな感じでした。


「この2枚があるということは『だいばくはつ』の役を狙えるぞ……」といった具合に、手札と場札を見てどの役を狙うか考えます。


そして親から順番に手札を場に出し、合う札(同じ月の札)があれば合札として自分の札になります。


場に出した「だいばくはつ」の札が、場札の「サワムラーとエビワラー」が同じ2月の札だったので自分の札になります。


自分の札はこんな感じで置いておけばOK。


親の番が終わり、子の番に移ります。子も札を出し……


場札を自分の札にしました。


次に山札から札をめくり……


場に出します。


合う札がない場合は捨て札となり、場の外へ。


同じように子も山札から札をめくり、合う札があれば自分の札にし、なければ捨て札とすれば手順が一巡したことになり、親が手札を場に出すところに戻ります。


親が札を出して……


4枚の札を自分の札にしました。


しばらく捨て札が続き……


親が山札をめくる番。


出た札は「ディグダ・ダグトリオ・ビリリダマ」で、「オニドリルとオニスズメと?」と合札です。


これで親は6枚の札がそろい……


見事「だいばくはつ」の出来役ができたので60点ゲットしたことになります。さらに大きな役が期待できる場合には「こいこい」と言ってゲームを続行することも可能。ただし、自分に次の役ができる前に、相手の役ができた場合には得点の倍返しとなるので注意が必要です。これを三回戦行い、合計点数の多い方が勝ちになります。


なお、付属のポスターは花札の全絵柄が描かれたA2サイズのものでした。


お正月などの人がたくさん集まる際に用意しておけば、小さい子どもから初代ポケットモンスター世代にまでウケること間違いなしです。

Amazon.co.jp: ポケモン花札: おもちゃ

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in レビュー,   アニメ,   ゲーム,   ピックアップ, Posted by logu_ii

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