1時間待ちの行列ができるラーメン店「無鉄砲」のカップ麺を食べてみました
奈良県や大阪にある無鉄砲は関東では行列はあまりできませんが、関西では1時間以上並ぶことも珍しくないお店です。無鉄砲のインスタントラーメンが「有名店シリーズ 無鉄砲 濃厚豚骨」としてちょうど11月5日(火)にリニューアルされたということなので、有名店の味をどれぐらい再現しているのか気になったので、実際に買って食べてみました。
有名店シリーズ 無鉄砲 濃厚豚骨|製品情報|日清食品
http://www.nissinfoods.co.jp/product/p_5603.html
「有名店シリーズ 無鉄砲 濃厚豚骨」の見た目はこんな感じ。
パッケージには、店主の赤迫重之氏が豚骨を炊いている写真が使われています。
「無鉄砲」という文字のバックにはラーメンも載っていますが、お店で食べるラーメンは薄切りのチャーシューが使われたものなので、製品化のときにちょっとアレンジされている模様。
赤いパッケージの特製油が別添されています。
フタにプリントされているのは無鉄砲本店。
「濃厚でコクと旨みが絶妙な究極の豚骨ラーメン。」とのこと。
原材料には油揚げめん・ポークエキス・ポーク調味油などが確認できます。内容量は111グラムで、カップヌードル(通常サイズ)が77グラムなので、それよりは多め。
カロリーは517kcal。カップヌードルは343kcalなので、量・カロリーとも多めです。
開封すると粉末状のスープや、乾燥したメンマなどが確認できます。
フタの裏には無鉄砲グループの店舗一覧が書かれていました。
お湯を内側の線まで入れて……
フタをしめて4分間待ちます。
4分間経って開封すると、具材が浮き上がっています。
特製油を入れて……
よくかき混ぜたら完成です。
九州の白く濁った豚骨ラーメンとは違って茶色いスープの豚骨しょうゆ味で、同じ豚骨しょうゆ味のカップラーメンと比べると豚骨の風味が強め。元になったお店はこれよりも豚骨の風味・旨みが強く出ており、スープも粘りがあるので、さらさらスープのこの商品は「完全に再現できている」とはいえませんが、無鉄砲の味をできる範囲で再現しており、「これをグレードアップさせるとお店の味になるのか」と十分に納得できる味です。麺は少し縮れていてスープと良く絡みます。
具材のチャーシュー・メンマはいたって普通。チャーシューはスープに沈んでしまって食べにくいので、もう少し大きくていいような気がしました。
スープはカップヌードルよりは塩気は弱め。他の豚骨味のカップラーメンと比べると豚の旨みが強く出ていますが、動物性の脂だけでなく植物性の油の味を感じます。価格は税込199円と、縦型カップ麺の中では少し高めの設定ですが、それを考慮しても量・質ともに満足のいくものでした。
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