輪廻転生を75秒のフェイスペインティングで表現したムービー

生命が繰り返しよみがえる「輪廻転生」という考えは、仏教やヒンドゥー教だけではなく世界各地に見られる考え方で、英語では「reincarnation」という言葉で表現されます。ニューヨーク在住のアーティストエマ・アレンさんは、この輪廻転生をフェイスペインティングを用いて75秒で表現した作品をVimeoに公開しています。

Ruby by Emma Allen


これがムービー制作者のアレンさん。

アレンさんの顔にしわやシミが描かれ、じわじわ老けていく様子を表現。

どんどんとおばあさんになっていきます。

白髪が目立ってきて、目も少しうつろ。

やがてアレンさんは目を閉じ、死を迎えました。

目の周りが真っ黒に塗られ……

おでこから色が変わっていって……

骸骨に。顔の上からのペインティングですが、ほお骨や歯が非常にリアル。

次は骸骨にひびが入り……

骨の下から植物が生えてきました。

美しくカラフルな花が咲き誇ります。

やがて花は枯れ……

顔全体が星空に。

黒地に蛍光色のペインティングが映えます。

頬の右端になにやら紫の球体が出てきました。

ピンク色をした謎の生命体が登場。顔の目の位置にそのまま生命体の目が配置されています。

口の凹凸を利用して立体的にペイントが施されるなど、プロのテクニックが感じられます。

顔の半分以上がピンク色の生命体で埋め尽くされました。

顔全体がピンク色になり……

ヒョウになります。かなりヒョウ柄が精巧なペインティングです。

目が開くとリアルなヒョウのようです。

ヒョウへの転生が終わり、ぱちっとウインク。

パラパラ漫画のように流れるこの75秒の映像は、鏡やカメラを使い5日間を要して作り上げられたとのこと。

ちなみにEmma Allenさんは自身のホームページで作品を公開しています。これはエイリアン

プレデター

南国を意識したような花の柄

全身にペインティングをした作品もあります。