古代神の生まれ変わりとして崇拝されていた少女
写真に写っている少女の名前は「ラクシュミ」ちゃん(2歳)。ラクシュミとはヒンドゥー教の最高神「ヴィシュヌ神」の妻であり、美と幸運をつかさどる神とされています。この少女はある理由で、この「ラクシュミ」の生まれ変わりとしてその名をつけられ崇拝されていたようです。
衝撃的な画像があるため、注意してください。
詳細は以下より。First pictures reveal success of life-saving surgery on toddler with eight limbs | Mail Online
Baby born with eight limbs takes her first steps after life-saving surgery | Mail Online
実は彼女は8本の手足を持つ少女だったのです。古代ヒンドゥー教の神は複数の手を持つものが多いため、その容姿から古代神である「ラクシュミ」の名をつけられたと考えられます。
彼女は「寄生性双胎」と呼ばれ、本来生まれてくる双子のもう一人の体がラクシュミちゃんと接合して生まれてしまったようです。母国インドでは古代神の生まれ変わりとされていたのですが、命の危険性があるため、9ヶ月前に切り離し手術をすることになりました。幸い、骨盤のところで接合しており、切り離しても特に問題はなかったようです。
これが手術前のラクシュミちゃんの写真。
母親と遊んでいる写真。完全に別の体がくっついています。
ラクシュミちゃんの骨の状態。骨盤のところで別の体が接合されているのがわかります。
ラクシュミちゃんが退院後、自宅に帰ってきたムービー
LiveLeak.com - Lakshmi Out Of Hospital After Limb Removal.
現在彼女は歩行練習をしているようです。早く歩けるようになり、ほかの子供たちと一緒に遊べるようになることを願います。
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