自転車で走行したムービーとGPSの軌跡をマップでシンクロさせて表示する「Kinomap」
ソニーから発売される予定のAction CamシリーズはGPS機能を持ったデジタルビデオカメラですが、そんなGPS機能を持ったビデオカメラや、スマートフォン、スマートウォッチに対応して、自転車で撮影しながら走行するとGPSの軌跡をマップに表示したり、ムービーを投稿して共有できるサービスが「Kinomap」です。
Kinomap, Be on track !
http://www.kinomap.com/
Action Camで撮影されたKinomapのムービーは以下のページから確認できます。
ムービーで見られる、新感覚サイクルコースシミュレーションサイト Cycle Movie Map | ソニー
http://www.sony.jp/actioncam/douga/cyclemoviemap/
KinomapはスマートフォンなどのGPS機器で自転車などの走行ルートを撮影した後に、kinomap.comへ投稿することで、走行ルートを地図上に表示すると同時にムービーを見ることができます。投稿したムービーは、家からでも外からでも見ることが可能。
KinomapはiOS/Androidアプリをリリースしているため、実際にiPhone 5sを使ってムービーを撮影してみます。
iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 Kinomap Maker
https://itunes.apple.com/jp/app/kinomap-maker/id343021721
Androidアプリは以下のURLからインストール可能。
Kinomap Maker - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.excellance.kinomap.maker
「無料」をタップしてインストールしていきます。
「開く」をタップ。
「Sign Up」をタップ。
「メールアドレス」「ユーザーネーム」「フルネーム」「パスワード」を入力したら、右上の「Sign up」をタップ。なお、Facebookアカウントからサインアップすることも可能です。これで準備は完了。
というわけで、自転車で撮影してみるべくサイクリングロードに到着。
撮影するにはアプリを開き、右上のカメラアイコンをタップ。
画面は横持ちで撮影します。準備ができたら右側の赤い録画ボタンをタップ。
撮影が終了。撮影したムービーと走行ルートは以下から確認できます。
撮影したムービーはタイトルや乗り物を入力して、右上の「Send」をタップするとその場でkinomap.comへ投稿することができます。
「Save」をタップ。
アップロードが始まりました。
2分ほどのムービーをほんの数分でアップロードが完了。これでkinomap.comでムービーを共有できました。
さらに帰ってからパソコンでhttp://www.kinomap.com/に接続して撮影したムービーを確認してみます。
サインインには先ほど登録したアカウントの「ユーザーネーム」と「パスワード」を入力。
画面右側の「My Videos」をクリック。
すると先ほどのムービーが表示されており、パソコンから編集するには「Edit」をクリック。
撮影に使用した乗り物や公開範囲設定を行うことができました。乗り物には「車」や「馬」、「カヤック」まで用意されているのでいろいろ試してみるとおもしろそうです。
自転車乗りが使用するサービスにはルートラボなど、GPSログを読み取って地図上に表示するものは存在しますが、同時にムービーも追加できてさらに共有できるKinomapは今までにないサービスになっていました。乗り物好きな人におすすめです。
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