レビュー

Kindle Paperwhiteの2013年モデルと2012年モデルでページめくりスピードを比べてみた


電子書籍リーダーとしては申し分のない性能を持っているように感じられる「Kindle Paperwhite」ですが、2012年に販売されたモデル2013年に販売されているニューモデルとの間ではどのような違いがあるのでしょうか、実際に比較して2つの違いを確かめてみました。

Kindle Paperwhite - 最高の読書体験、そのための電子書籍リーダー
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CTUMNAO


これがKindle Paperwhite、左側に置いてあるのが2013年のニューモデルで、右側は2012年モデル。見分けがつかないのもそのはずで、両モデルともに高さ169mm×横幅117mm×厚み9.1mmで全くの同サイズ。


背面


2012年モデルでは背面にKindleの文字がありましたが……


2013年のニューモデルにはamazonの文字、この背面ロゴが2つを見分けるポイントの1つになりそう。


2つのホーム画面はこんな感じで、画面の色味が少し変化しています。


両モデル共に画面の明るさを落としても難なく文字を読むことが可能。


画面の明るさを最大にするとこんな感じで、左側の2013年モデルの方は画面が黄色っぽい感じで紙に近い色味。2012年モデルは画面が少し青みがかっており、さらにスクリーンの端にはインクのにじみが出ています。2013年モデルではこのにじみが出ないように改良されています。


次に端末の重量を測定。2012年モデルは219グラム。


2013年モデルは205グラム、と少しだけ重量が軽くなっています。


電子書籍リーダーの要ともいえるページのめくり速度を比較してみました。左側のKindle Paperwhiteが2013年モデル、右側が2012年モデルです。

Kindle Paperwhiteの2013年モデルと2012年モデルでページめくりスピードを比べてみた - YouTube


ページめくりは圧倒的に2013年モデルが速くなっており、2012年モデルはワンテンポ遅いくらいのめくり速度でした。スペックシートによると2013年モデルは2012年モデルよりも25%ページめくりが速くなっているようで、これによりさらに快適な読書ライフを送れるようになっています。


漫画のようなインクの塗りつぶしが多いものを表示させてみると、左側の2013年モデルは2012年モデルよりも全体的に色味が薄くなった印象。


大きな変化はありませんが、画面の色味やにじみ、それにページめくりのスピード、さらには本体ストレージの2GBから4GBへの増量など、ちょっとしたマイナスポイントを潰してより使い勝手の良い電子書籍リーダーになった印象のあるKindle Paperwhiteの2013年ニューモデルでした。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
軽くて充電無しで8週間使用可能な「Kindle Paperwhite」2013年モデルのムービー&フォトレビュー - GIGAZINE

Amazonの6インチ電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite 3G」の本体フォトレビュー - GIGAZINE

Amazonの「Kindle Paperwhite(ニューモデル)」が日本でも9000円台から予約開始、Wi-Fiモデルは1980円分のクーポン付き - GIGAZINE

Amazon「Kindle Fire HDX 7」をバラバラに分解、中身はどうなっているのか? - GIGAZINE

「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」が大体どんな感じかわかるフォト&ムービーレビュー、わずか1万円台のAmazonの7インチタブレット - GIGAZINE

電子書籍リーダーではなくAndroidタブレットとしての「Kindle Fire HD」を体験してみた - GIGAZINE

Amazonのタッチ操作可能な電子書籍リーダー「Kindle Touch」を使ってみた - GIGAZINE

「kobo glo」と「Kindle Paperwhite 3G」の大きさ、反応速度など比較検証レビュー - GIGAZINE

日本の電子書籍の来るべき未来、AmazonのKindle戦略を徹底解説 - GIGAZINE

in レビュー,   モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.