モバイル

「WiMAX2+」が2013年10月末からサービス開始、2017年には下り最速が1Gbps超に


UQコミュニケーションズが高速化のために申請していた「特定基地局開設計画」が認定され、超高速のモバイルブロードバンドサービス「WiMAX2+」が提供可能になったとのこと。

2.5GHz帯新規周波数割当てに伴うWiMAX 2+サービスの提供開始について | UQ WiMAX - ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット
http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201307291.html



WiMAX2は以前からUQコミュニケーションズが検討してきたWiMAXを越える高速通信サービスで、現在使用中の30MHzと、新規に割り当てを受けた20MHz、合計50MHzの周波数を使うことで超高速通信を提供するもの。

特徴は以下の5つです。


◆1:超高速モバイルブロードバンドサービス
将来的には下り1Gbpsを超えるスピードを実現

◆2:周波数利用効率の更なる拡大
ネットワーク収容能力の向上

◆3:TD-LTE方式との互換性確保によるエコシステム構築
端末や設備等をより安価に調達

◆4:高速モビリティ機能の拡大
時速350kmでの高速大容量通信を実現

◆5:WiMAX(802.16e)とのシームレスなサービスを維持
現在のWiMAX端末も引き続き利用可能

まず、2013年10月末から110Mbpsでサービスを開始

高速化できる仕組みは以下のような感じ


さらに複数の周波数チャネルを束ねて高速化するキャリアアグリケーションや256QAM変調方式、複数のアンテナを用いた空間多重技術によって通信速度を向上させる8×8MIMOなど、各種の高速化技術を導入することで、2017年には下り1Gbps超の超高速サービスにする予定だとのこと。


エリアは既存のWiMAXサービスのエリアに重ねていく形での拡大が予定されており、既存のWiMAXとWiMAX2+の両方が利用可能な端末を用意することで、シームレスな切替が実現される予定です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
UQコミュニケーションズが次世代規格にWiMAX Release2.1を採用して「UQ WiMAX2+(仮)」提供へ - GIGAZINE

UQ WiMAXが光ファイバーを上回るWiMAX 2の実力や展望を明らかに - GIGAZINE

WiMAX 2の実力がフィールドテストで判明、まさに光ファイバーを持ち歩く速度に - GIGAZINE

in モバイル, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.