レビュー

1本で簡単にレンズ掃除ができる「HAKUBA レンズペン2」がどれくらい簡単なのか試してみました


カメラ好きにとって写真を撮ることはとても魅力的ですが、お気に入りのカメラと長く付き合って行くためには掃除やメンテナンスが欠かせません。しかし、屋外で撮影中にレンズを触ってしまい指紋がべったりついてもレンズペーパーにレンズクリーナー液を用意して......となると手間がかかってしまいます。そんなレンズの掃除に便利な「HAKUBA レンズペン2」という商品があったので、実際に手に入れて使用してみました。

レンズペン2 シルバー - ハクバ写真産業
http://www.hakubaphoto.jp/products/detail/0101120182-2C-00-00

パッケージはこんな感じ。色はシルバーとブラックがあります。


開けて取り出しました。レンズペン2の本体が1本とクリーニングチップのスペアが1つ入っています。


クリップの部分にはLENS PENと書かれています。見た目もペンっぽい。


ペンの側面には社名であるHAKUBAと書かれています。


重量は16gで、持ち運ぶのにとても便利な軽さです。


手に持ってみるとペンそのものです。


文房具と並べてみました。比べると丈が少し短いですが、他の文房具ともなじんでいます。


クリップの横の黒いノック部分をスライドすると、レンズブラシが飛び出てきます。普段は収納できるので場所をとらずコンパクト。


ブラシは上質山羊毛製です。


クリーニングチップはこんな感じ。羊や鹿の革から作られる天然セーム革が使われており、滑らかなさわり心地。


キャップの内部にはクリーニング液の代わりに、カーボン粉末というHAKUBAが特許を取得しているカーボン化合物が蓄えられており、キャップを閉めるだけでカーボン粉末を補給できます。


それでは早速レンズを掃除してみます。レンズはLUMIXの14-140mmズームレンズである「G VARIO HD ASPH. MEGA O.I.S H-VS014140」を使用。


一体どの程度汚れが拭き取れるのか確認するため、べったりと指紋をつけてみました。


かなり汚れているのがわかります。


裏面の説明では、まずブラシでホコリやゴミを取り除き、円を描くように拭くだけとかなり簡単。水滴が乾いた跡などはやさしく息を吹きかけてから拭くときれいに跡がとれるようです。


まずはブラシでレンズや縁にたまっているホコリとゴミを取り除きます。時間があればブロアーを先に使っても良さそう。


説明書通り、くるくる円を描くように拭いていきます。クリーニングチップは中心がへこんでいるようなカーブがあり、レンズの球面にしっかりフィット。


レンズペーパーでは拭き取りにくい汚れがレンズの縁に沿って跡を残すことがありますが、そんな汚れも円形のクリーニングチップによって、余すところなく拭き取ることができ実用的。


あっという間にきれいになりました。指紋汚れでも2、3回拭き取るだけでピカピカ。


Nikonの単焦点マイクロレンズであるAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gは、レンズ面が小さく、レンズペーパーでは掃除がしづらいのですが......


レンズの面積がクリーニングチップより大きいものであれば問題なく使用できます。


1日に5~6回の使用で約半年使える上、カーボン粉末がなくなっても以下の手順でスペアに交換できます。


試しに交換するため、キャップを外し、クリーニングチップのついている黒い部分を引き抜きます。


外れました。かなり固めに取り付けられているため、女性の力では少し時間がかかりそうです。


スペアの中身はこうなっています。


クリーニングキャップを外したときと同じように取り付けます。交換の際はカーボン粉末で手が汚れてしまうので注意が必要。


HAKUBA レンズペン2はコンパクトで場所もとらないので、カメラケースやペンケースに忍ばせておくことができます。場所を選ばずにいつでも簡単にレンズ掃除ができるため、カメラのメンテナンスが面倒という人は、1本持っていると重宝しそうです。


価格は税込2100円で、現在Amazonでは1618円で販売しています。

Amazon.co.jp: HAKUBA レンズペン2 【レンズ用】 SV KMC-LP6S: 家電・カメラ

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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