2013年07月19日 13時30分試食

本格的素材・製法のサークルKサンクス「シェリエドルチェジェラート」を全種類制覇してみました

7月16日(火)からサークルＫサンクスの独自デザートブランド「シェリエドルチェ」シリーズからシェリエドルチェジェラート6種類を新発売しました。アイスクリームはコンビニ・スーパーなどでよく売っているものの、イタリア風の乳脂肪分が少なく、空気含有率が少ないジェラートはファミリーマートでも独自ブランドで販売していますが、そう多くはないので、買って全種類試してみました。

Cherie Dolce ― ジェラート｜Cherie Dolce｜WAKUWAKUタウン｜サークルＫサンクス
http://www.circleksunkus.jp/wakuwaku/cherie_dolce/gelato.html

まずはスタンダードな北海道ミルクから。ちょっと高級感がある黒を基調としたパッケージに、ミルク瓶とミルクジェラートの写真がプリントされています。

乳脂肪分は10.9パーセントとハーゲンダッツバニラ味の15パーセントと比べると少なめで、あっさりめの味であることが想像できます。製造は三重グリコ株式会社。

120mlの容量で182キロカロリーで、同じく120mlの容量で267キロカロリーのハーゲンダッツバニラ味のカロリーの約3分の2程度。

上ぶたを取ると金色の内ぶたがあります。開封して食べてみることに。

ジェラートになるのでアイスクリームより乳脂肪分が低くあっさりとしていながらしっかりとコクがあり、舌触りも滑らか。ミルクやクリームというよりやや練乳のような味がします。

ベルジャンショコラはベルギー産のチョコレートにカカオリキュールが隠し味に使われているとのこと。

乳脂肪分は5パーセントとミルクに比べさらに低く、チョコレート(ベルギー産100％)、洋酒が確認できます。

カロリーは164キロカロリーと少なめ。

苦味はほとんどないながら、濃厚なチョコの味を感じ、あまりミルクの味は感じません。カカオリキュールの味はわずかに感じる程度で、アルコール分も飛ばされているようなので、アルコールが弱い人でも大丈夫そう。チョコのコクはありますが、乳脂肪分が低いのであっさり食べられます。

一番摘み抹茶は抹茶の生産量日本一の愛知県西尾産の抹茶を使用。

乳脂肪分は8.2パーセントで原材料には抹茶、アイスには珍しい食塩が確認できます。

カロリーは162キロカロリーでベルジャンチョコレートと同じくらい。

抹茶の旨味や苦味はあまり感じず、抹茶というよりはミルクと合わさった抹茶ラテのようなあじわい。さっぱりして苦味も少ないので、子どもでも食べやすそうです。食塩の味はほとんど感じませんでした。

アルフォンソマンゴー＆オレンジはマンゴーの王様と言われるアルフォンソマンゴーと、酸味の効いたオレンジのコンフィチュール(ジャム)が使われています。

原材料に乳製品は確認できず、マンゴーの果肉が17パーセント、オレンジ果汁・果肉が7パーセント入っていることが確認できます。

カロリーは156キロカロリーと、今回試食した6種類のジェラートの中で一番カロリーが低いジェラートの1つになります。

マンゴーとオレンジの相性はいいものの、酸味の味も不自然で少し人工的な味。オレンジのコンフィチュールはやや酸味を感じピールなども良く裏ごしされており、甘さも控えめ。黄色いシャーベット部分がアルフォンソマンゴーの味になりますが、マンゴーの味の濃厚さが感じられず物足りない感じ。

ストロベリー＆フランボワーズはストロベリージェラートにフランボワーズのコンフィチュールが混ぜ込まれています。

乳脂肪分は入っておらず、ストロベリーの果汁・果肉は21パーセントでフランボワーズの果肉は7パーセント。

ストロベリー＆フランボワーズもアルフォンソマンゴー＆オレンジと同じく156キロカロリー。

コンフィチュール部分のフランボワーズの酸味は強烈ではないものの、ストロベリーとの相性はグッド。ただイチゴのジェラートの部分が果汁や果肉はしっかり入っているものの、香料の風味が強いせいかポッキーのイチゴ味のようなややチープな味になってしまっており、高級路線のアイスクリームでこのストロベリージェラートのクオリティはなんとかしてほしいところ。