「Windows 8.1 プレビュー版」がリリースされたのでインストールしてみた
2012年10月に発売されたWindows 8に対する大規模なアップデートとなるWindows 8.1のプレビュー版提供が本日から始まりました。あくまでも新OSではなくWindows 8に対するアップデートなので、対応しているのはWindows 8マシンのみです。
Windows 8.1 Preview - Microsoft Windows
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/preview
プレビュー版を入手するには、まずWindows 8搭載マシンで上記URLにアクセスし「今すぐ入手」をクリック。すると、Windowsストアに移動します。6月28日からはISOファイルの提供も始まります。
「更新プログラムの入手」をクリックして、表示されるダイアログの「保存」をクリック。
「Windows8-RT-KB2849636-x64.exe」というファイルがダウンロードされるので、ダウンロードが完了したら起動します。
「開く」をクリック。
このファイルはWindows 8.1のインストール前に必要なWindowsソフトウェア更新プログラム。「はい」をクリックしてインストールを進めていきます。
インストールにかかる時間は1分未満、あっという間です。
完了したら「今すぐ再起動」をクリック。
再起動してからストアに移動すると、トップに「Windows 8.1 Preview」が来ているのでクリック。
「ダウンロード」をクリック
これでダウンロードが始まります。ファイルサイズが2GB超と大きいため、回線速度や接続したタイミングによってはかなり時間がかかることもあります。
ファイルのダウンロードが終わるとそのままインストール作業に入ります。画面右上に「Windows 8.1 Previewをインストールします」というメッセージバルーンが表示されますが、特に何もしなくても進んでいきます。
インストールが終わるとそのまま再起動が行われます。
再起動すると、以前なら青いウインドウズのロゴが表示されていた部分に魚のロゴが表示されて、バックグラウンドでいろいろと設定が行われます。
1からOSをインストールしているかのように、ライセンス条項への同意画面などが表示されます。
品質向上のための情報送信はデフォルトでオフになっているので、基本的には「次へ」で進めていって、あとでコントロールパネルから設定変更をすればよさそう。
Microsoftアカウントの情報を入力し……
SkyDriveを使う人は「SkyDriveを使う」をクリック。
これでスタートスクリーンまで戻ってくればWindows 8.1のインストールは完了。……といっても、この画面では大きな違いは感じられません。メニューの下にある、丸い下向き矢印のボタンを押すと……
アプリ一覧、8.1になっていくつか新規で入ったものがあるようです。
デスクトップ画面はこんな感じ。ここは従来からほとんど変わっていません。
右下に「Windows 8.1 Pro Preview 評価コピー。 Build 9431」の文字があります。
大きく変わった点としては左下部分、スタートメニューの端にWindowsロゴを模したスタートボタンに似たものが配置されていて、クリックするとスタートスクリーンに戻り、右クリックするとこのようにメニューが開くようになっています。開くメニューはスタートスクリーンでWindowsキー+Xを押したときと同じ内容。
このWindows 8.1 プレビュー版はWindows 8に対してOSの上書きインストールをするようなもので、「ダメだったらすぐに戻す」ということはできないので、インストール時には注意して下さい。
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