Adobeが「Creative Suite」の提供を終了し月額課金の「Creative Cloud」へ移行
Adobeは3月にソフトのパッケージ販売を終了してダウンロードオンリーに移行するとコメントしていましたが、本日、「Adobe Creative Suite」シリーズの開発・販売を終了し、月額課金の「Adobe Creative Cloud」へと移行することが明らかになりました。
お客様へ - アドビからのメッセージ
http://www.adobe.com/jp/cc/letter.html
Introducing the Creative Cloud
http://blogs.adobe.com/creativecloud/introducing-the-creative-cloud/
これはロサンゼルスで開催された「Adobe MAX 2013」の中で明かされたもの。Adobeによれば、現在発売されている「Creative Suite」は今後バグの修正とセキュリティ関連の対応しか行わず、新たなCSシリーズの開発もナシで、以後は「Creative Cloud」へ移行するとのこと。製品名は6月のアップデートによって「Photoshop CC」というように、CSの部分がCCに変わります。
Creative Suiteはパッケージ販売とダウンロード販売が行われてきましたが、Creative Cloudではそういった買い切りの販売はなく、利用料金を月額で支払うことになります。基本的に、Creative Suiteで提供されてきたソフトはCCへとアップデートされますが、Fireworksについては開発を終了するとのこと。これは「アップデートが行われない」であり、使えなくなるというわけではないようです。
イベント内容については、本日13時から配信が行われることになっています。
Adobe Creative Station Japan (アドビ システムズ公式) - Create Now Japan | Facebook
https://www.facebook.com/AdobeCreativeStation.jp/app_468521863216902
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