レビュー

いいね!ボタンやコメント欄がないテキスト勝負のソーシャル日誌サービス「Nisshi」


Facebookやブログを使っていると「いいね!」ボタンが押されているか気になったり、投稿した記事に対しコメントがしてあるかがやたらと気になったり、気になりすぎてついウケ狙いの投稿ばかりしてしまったり、いいね!ボタンを押すのに疲れてFacebook上のいいね!をまとめて一括でクリックするどうでもいいね!を使ったりして、一体何がしたいのかよくわからなくなることがありますが、SNSの流れとは逆に「いいね!」ボタンやコメント欄を削除、写真のアップロードもなし、テキストに特化してひたすらシンプルに文章で語ることを目的としているのがソーシャル日誌サービス「Nisshi」です。

Nisshi - ソーシャル日誌サービス
http://nisshi.in/


どんな感じで投稿が表示されるのか?ということを製作者である後藤基史さんの日誌で見てみます。


投稿した記事の下部には投稿時間と記事が読まれた回数、そしてフォローしているユーザーのうち誰が記事を読んだのか、という「既読機能」だけが表示され、「いいね!」ボタンやコメントは一切表示されません。


実際に日誌を作ってみました。ユーザー名とパスワード、メールアドレスを記入し、「Create Account」をクリック。


アカウントはすぐに作成されました。先ほど登録したユーザー名とパスワードを使ってログイン。


デフォルトの日誌はこんな感じ。


デザインやプロフィールを変更します。


変更できる画像は「アイコン」と「カバー」の2種類で、自身のウェブサイトのURL、自己紹介などを設定できます。


アイコンとカバー変更後の日誌はこんな感じ。


「いいね!」ボタンやコメント機能などはついていないのですが、Nisshiユーザーをフォローしたり、フォローされたり、「Feeds」でフォロワーの更新状態を確認することはできるので、「完全独り言用」というわけではありません。


実際に記事を投稿。多くのブログは画像アップロードができるようになっていたり、絵文字が使えたりするのですが、Nisshiは本当にテキスト専用。言葉のみで全てを表現するようになっています。


記事はこんな感じで表示されました。なお、内容はSPAM MUSEUMから引用した「信じられないかも知れませんが、私はチンパンジーです。」という迷惑メール。


なお、iPhone 5で表示させると以下のようになります。


ユーザーを検索する機能がないため、外部のSNSに晒すかフォロワーを経由する以外に第三者が自分の日誌にアクセスする方法はなく、気心の知れた内輪な関係の中で日誌を共有することが可能。公開範囲を設定し、許可した人以外は閲覧できないプライベートな日誌を作ることが可能なので、SNSに疲れた時や自分用のメモとしても便利です。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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