ソフトバンクモバイルが衛星電話サービスを2月28日にスタート
By fearghalonuallain
2月28日から、NTTドコモやauに続いて、ソフトバンクモバイルも衛星電話サービスの提供を開始することになりました。端末はサービス開始日の28日からオンラインショップや一部のソフトバンク携帯電話取扱店などで販売されるとのこと。
ソフトバンク衛星電話サービス、2月28日より提供開始 | ソフトバンクモバイル株式会社
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2013/20130226_02/
ソフトバンク衛星電話サービスの開始について | ソフトバンクモバイル株式会社
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2013/20130130_01/
使用する衛星通信設備は、アラブ首長国連邦に本社を置くThuraya Telecommunications Company(スラヤ テレコミュニケーション カンパニー)のもので、災害時などに一般の携帯電話が圏外になってしまうような状況や場所で会っても、衛星回線を介して通信ができるサービスとなります。サービス提供エリアは、北南米などの一部の国・地域を除く全世界で、日本のエリアカバー率は100%。
衛星電話専用端末はスラヤ製の「SoftBank 201TH」。約53mm×128mm×26.5mmで、重さは193g。連続通話時間は6時間、連続待受時間は約80時間、生活防水と防塵に対応しています。オンラインショップや一部取扱店などで販売されます。本体価格は「新スーパーボーナスで購入した場合は実質負担額0円から」だとのこと。
ThurayaのSamer Halawi CEO。
By itupictures
料金プランは以下のような感じで、「衛星電話バリュープラン」だと基本使用料が4900円、契約期間は2年の自動更新。「衛星電話プラン」は2年縛りがない代わりに、基本使用料が9800円となります。いずれのプランでも音声通話料が1分160円、SMSが1通70円、データ通信量がキロバイトあたり2円。また、新規契約時には契約事務手数料3150円が必要となります。
衛星通信量の割引オプションは、国内発の音声通話が1分40円、SMS通信料が1通20円になるというもので、オプション料は月額2000円となっています。
・関連記事
月額基本使用料4900円の衛星電話ドコモ「IsatPhone Pro」実機フォトレビュー - GIGAZINE
衛星電話「イリジウム Extreme」を3Gが圏外になる山中で実際に使ってみた - GIGAZINE
780km上空の人工衛星を基地局にして僻地から通信・通話ができる携帯電話「イリジウム Extreme」実機レビュー - GIGAZINE
携帯電話の基地局が利用できない時でも通話可能な衛星携帯電話「イリジウム」とは? - GIGAZINE
衛星経由でSOSメッセージを送信できるGPSロガー「SPOT」フォトレビュー - GIGAZINE
3万6千km上空の人工衛星と地上を結ぶ巨大アンテナ群、山口衛星通信センター潜入レポート - GIGAZINE
日本初、KDDIと海上保安庁がコラボして作った船上携帯電話基地局の開設試験を密着取材 - GIGAZINE
・関連コンテンツ