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360度全方位を記録できる自転車用ドライブレコーダー付ヘルメットが開発中


ドラブレコーダーを搭載しておくと交通事故や何らかのトラブルに巻き込まれた時に役立つことがありますが、自転車向けのものは普及していません。そこで、チャリダーの安全を守るために、7つのカメラを使って周囲360度すべてを記録できるドライブレコーダー内蔵のヘルメット「Helmet of Justice」が現在開発されています。

A 'black box' for bicycles
http://edition.cnn.com/video/#/video/tech/2013/02/21/exp-helmet-of-justice.cnn

ヘルメットを使ったデモンストレーションの様子は以下のムービーから見ることができます。


Helmet of Justiceは現在開発中の自転車用ドライブレコーダー内蔵ヘルメット。


こちらがHelmet of Justiceを製作するデザイン事務所Chaotic MoonのWhurleyさん。


自転車用のドライブレコーダーを作ろうというアイデアは社員のJohn Poindexterさんが自転車の運転中に事故にあったことをキッカケに生まれました。John Poindexterさんをひいた車はそのまま走り去ってしまったそうです。


以下がデモンストレーションの様子。自転車に男性がまたがっています。


Whurleyさんがライダーの頭をたたくと……


カメラが起動しました。ヘルメットには360度を見渡せる7つのカメラが取り付けてあり、衝撃を感じるとカメラが起動し録画を開始するようになっています。衝撃を感じとった後2時間は連続して映像を録画することが可能です。


一見するとただの真っ黒いヘルメット。


しかし中にはこんな感じでカメラが仕込んであるわけです。


作業中の様子。


Chaotic Moonは普段はゲームなどを制作するデザイン事務所なのですが、電動スケートボードKinect搭載ショッピングカートといったユニークな商品の開発も行っており、今回のヘルメットもその一環のようです。


なお、販売価格は300ドル(約2万8000円)前後になる予定です。

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in 乗り物,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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