フィギュアを立体成型できる3Dプリンタ「Replicator 2」をグッスマが実演展示
わずか20万円台で買える3Dプリンター「Replicator 2」は家庭用印刷機とほぼ同じフットプリントにも関わらず、0.1mmのレイヤーで全高28.5cmものオブジェクトを作ることが可能という本格的な3Dプリンターで、GIGAZINE編集部でも実際に購入・使用し、オバマ大統領やクラインの壺を作ってみたりしましたが、今回、ワンダーフェスティバル2013 [冬]でも実機が展示されていたので見に行ってきました。
GOOD SMILE COMPANYブースの端に並べて陳列してあったMakerbot Replicator 2。プリンターが揺れたりしないよう、展示スペースはチェーンで囲ってありました。
展示してあるのはMakerbot Replicator 2。2012年に発売されたMakerbot Replicatorの新機種で、より大きなオブジェクトを精密に作ることが可能になっています。
ずら~っと並べられています。気分に合わせて内部のLEDライトの色を選ぶことが可能なので、インテリアにもなりそうです。
3Dプリンターはこんな感じ。
プリンターの上にはプリント中のオブジェクトと同じ形のサンプルが展示されていました。
ブルーのライティングがされています。
美術室に置いてありそうな感じの女性型の胸像。
レイヤーが重ねられ、徐々に作られていくオブジェクトの様子。
プリンターの横にフィラメントのチューブと色んな形のサンプル・オブジェクトたちの姿を発見しました。
Replicator 2の対応フィラメントはポリ乳酸で、0.1mmのレイヤーを作成することが可能。そのため、これまでよりも繊細なフィギュア作品が製作できます。
かなり細かいミニチュアの街を造形することもできるようです。
顔の凹凸やヒゲの流れもなめらか、かつハッキリしています。
また、ミニチュア作品だけでなく、これまでならパーツごとに分けて作らなければならなかった、手のひらに収まりきらないような大きさのオブジェクトも制作可能になりました。
上限サイズは28.5cm×15.3cm×15.5cm。人間の頭蓋骨も作れるわけです。
その他にもサンプルいろいろ。
サンプルは実際に手に取って触ることが可能でした。
ポリ乳酸に対応したMakerBot Replicator2の価格は2199ドル(約21万円)、ポリ乳酸とABS樹脂に対応したデュアルノズルモデルは2799ドル(約26万円)で現在予約受付中です。
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