取材

月額2800円&世界100カ国が拠点のレンタルオフィス「リージャス」日本国内版に行ってきました


出張先でやむを得ず喫茶店などで仕事をする場合がありますが、Wi-Fiが整備されていなかったり電源が確保できなかったりと苦労することが多々あります。そんな時に便利そうなのが「リージャス」の展開するレンタルオフィス。世界の100カ国の600都市で1500拠点を展開しており、喫茶店感覚で気軽に利用できるビジネスラウンジだと月額2800円からという低価格で利用できるのが特徴です。

今回、新たに大阪にレンタルオフィスをオープンするということで、一体どのような感じなのか見に行ってきました。

レンタルオフィス、貸事務所、賃貸事務所の日本リージャス
http://www.regus.co.jp/

今回は見学に訪れたのは新大阪駅に隣接する新大阪阪急ビルに2月1日(金)、新たにオープンする「新大阪阪急ビル ビジネスセンター」。住所は「大阪府大阪市淀川区宮原1-1-1 阪急新大阪ビル3F」です。

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左側が新大阪阪急ビル。新幹線中央改札口のすぐ隣と、アクセスしやすい場所にあります。


受付はこんな感じ。8時30分から18時までは何かあれば、こちらで対応してもらえます。プランによっては施設は24時間利用できるのですが、18時以降は無人になるので注意。


受付の後ろにはビジネスラウンジと呼ばれるスペースがあります。こちらは、出張の合間やちょっと仕事を済ませたいときに喫茶店を利用するような感覚で気軽に利用できるスペースです。


大きめの窓があり開放的


LANポート&コンセントが一席ずつに設置されています。なお、LANケーブルは貸し出してもらえるとのこと。また、PC電源ケーブルやカメラの充電を同時に行いたいときには、コンセントが多数必要になることもありますが、申し出れば電源タップなどを利用することも可能だそうです。


なお、座ってみるとこんな感じ。


イスの高さを変更できるのは、地味ですがリラックスして仕事を行いたい場合にはかなり有効。喫茶店などでは調節できないことが多いので、これはうれしい。


このように丸く囲まれた個室っぽい雰囲気の席もあります。


フカフカのイス


ライト


さまざまな国の規格に対応したコンセント、LANポートが設置されています。


ちょっと狭い気がしますが、短時間の休憩程度だと十分なスペースです。


また、ゆっくりと腰をかけてくつろげる席も


テレビもあるのですが、実はこのテレビには新幹線の時刻表が表示されるようになっていて、乗車予定の新幹線の時間をチェックすることも可能になっています。


また、少し歩いて施設奥まで進むと……


ドリンクコーナーも設けられています。


席にはLANポートなどもあるので、ここでくつろぎながら作業もできるというわけ。


飲み物は深蒸し緑茶、ほうじ茶、アールグレイ、ダージリンなど。


上の棚にカップなどがあるので、こちらを自由に使ってOK。


他には水


コーヒーやミルク


別途料金がかかりますが、ジュースなどのドリンク類も充実しています。疲れたビジネスマン向けに栄養ドリンクなどのラインナップもあるとより良いかも。また、持ち込んだ飲み物などを冷やしておく冷蔵庫は無いそうです。ドリンクには個人の好みが大きく反映されるので、好きな飲み物を冷やしておけるスペースが欲しいところ。


ビジネスラウンジでのサービスでは別料金になりますが書類のコピーなどをとることも可能です。コピーだけでなく書類をPDF化してPCに送信することもできるようになっていて、割と使い勝手は良さそう。シュレッダー、裁断機など各種オフィス用品もそろっています。


このようなビジネスラウンジを利用できるのは1都市限定だと月額2800円。ただ近接する都市も含まれるので、例えば大阪・神戸、東京・横浜という感じで利用することが可能。また、日本全国だと3300円、世界中の全てのラウンジだと4800円となります。予約は不要ですが、席に空きが無い場合は利用できないので注意。

気になる点は、利用時間が8時30分~18時までとちょっと短いところ。ただ、出張の度に電源やWi-Fi接続のできるスペースを探して動き回ることを考えると、駅にも隣接していて使い勝手はかなり良さそうです。ビジネスラウンジの利用ではロッカーの使用ができないのですが、今後新大阪阪急ビルビジネスセンターでは導入を検討しているとのことなので、さらに利用しやすくなりそう。


現在日本の拠点は、別に展開するオープンオフィスのものも含めると40箇所。今後は3年以内に国内100拠点を目指していくそうです。さらには全世界では100カ国で1500拠点を展開していて、圧倒的な数が魅力になっています。

ラウンジの他にも個室オフィス、共有オフィス、会議室などもあるので見学してみることに。こちらは会議室です。


2名ほどで利用できる窓際の個室オフィス。ビルで囲まれているので、見晴らしが良いわけではありませんが、日光が入ってくるのは良さそう。


ロッカーも完備。


また、要望に合わせてオフィスの広さを変更することもあるそう。壁を取り去って、大人数で利用できるようにしています。


窓に面していない部屋もあり、こちらは窓際の部屋の値段と比べると少し安くなっています。通路側はガラス張りになっていて、非常時には外から中の人の様子がすぐわかるなどの利点があるそう。


キャビネットは壁に埋め込むようになっていて、省スペースを実現。


他には、なんとサーバールームの貸し出しも行っています。24時間管理体制となっていて、自分で温度管理などをする必要がなくなります。


こちらは共有型のオフィス。


ロッカーを貸し出す方式になっていて、室内の席は自由に利用できます。


いわゆるコワーキングという参加者同士の交流が図られているため、席はラウンジなどとは違い、向かい合って座るタイプ。


奥側の席はこのように多人数で交流しやすいようになっています。


席の中央にはLANポートやコンセントあり。


ここから新たなビジネスのアイデアが生まれてくるかも知れません。


さらに、天井の部分が開放されている一人用のスペースもあります。


実際に座ってみました。予備校などにある自習室に近い感覚ですが、しっかりと区切られているのでプライバシーは保てます。ただ、天井が開放されているため音が漏れるので、Skypeなどの通話での利用には向いていない気がしました。


新大阪阪急ビルビジネスセンターではトータル181席があり、目的に応じてさまざまな利用ができるようになっています。


また、リージャスの隣には経営大学院のGLOBISがあり、こちらのカンファレンススペースを利用することも可能だそうです。


1室は47~100名で利用することのできる広さで、さらに隣の部屋をつなげることにより、より多くの利用者を収容することができます。


リージャスの最大の魅力はなんと言っても全世界に1500拠点を構える圧倒的な規模で、海外のオフィスは以下のようになっています。

こちらはオランダのAmersfoot


同じくオランダのLarenにあるオフィス


アメリカのNewYork


イギリスのLondon


クエートのKuwait City


スペインのMadrid


チェコのPraha


どれも特にビジネスで用事がなくとも行ってみたくなるような、洗練されたオフィスとなっています。

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in 取材, Posted by darkhorse_log

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