取材

東京駅から徒歩0分で宿泊できる「東京ステーションホテル」に泊まってみました、重要文化財のホテル内部はこんな感じ


2003年に重要文化財に指定された東京駅の赤レンガ駅舎内にある東京ステーションホテルは、1915年に開業、2012年に当時の雰囲気を残しつつもラグジュアリーホテルとしてリニューアルされました。最も宿泊料の高いロイヤルスイートは1泊80万円越えと、一般人には手の出ない価格なのですが、駅から徒歩0分という最高の立地を持つ美しい重要文化財に一度泊まってみたい……!ということで、駅構内が見下ろせるという「ドームサイド」のスーペリアツインに泊まってみました。

東京ステーションホテル【公式】|THE TOKYO STATION HOTEL
https://www.tokyostationhotel.jp/

東京ステーションホテルへは建物の外からアクセスすることもできますが、駅構内から入ることも可能。まずはJR丸の内南口へ。


丸の内南口は創建時の意匠に復元されたドーム型の天井で、荘厳な作りとなっています。


東京ステーションホテルにはどこから入るのだろう?とうろうろしていると……


入口を発見。……と思いきや、「THE TOKYO STATION HOTEL BANQUETS & RESTAURANTS」と書かれていることからわかるように、ここは宴会&レストラン・エントランスでした。


ホテルのサブエントランスはこっち。うっかりすると見逃してしまいそうなほど、ひっそりと佇んでいます。


通路を抜け……


ラウンジの横を通って……


フロントへ。


さっそくチェックインを済ませます。


チェックインはタブレットで行う形。


チェックイン後、客室へはエレベーターで向かいます。


エレベーター内部も重厚なデザインです。


エレベーターを降り宿泊する部屋のある階に到着。エレベーターホールから客室前の廊下に入るためにはルームキーのカードをかざして自動ドアを開ける必要があり、セキュリティはかなり厳重といえます。


廊下を抜けて……


部屋に到着。


先ほど自動ドアを開けたのと同じカードキーを扉にかざします。


扉を開けてすぐのところにカードキーの差し込み口があり、ボタンで部屋の外に「起こさないでください」「清掃してください」ということを示せるようになっていました。


入室すると……


部屋はこんな感じ。今回宿泊したのは東京駅の南北のドームに沿って配置されたドームサイドのスーペリアツイン。広さは44平方メートルで、天井高は3.9メートルとなっています。


部屋の中の様子は以下のムービーからも見ることができます。

東京ステーションホテル「ドームサイド・スーペリアツイン」はこんな感じ - YouTube


天井からはゴージャスなシャンデリアがつるされていました。


ベッドは幅120×長さ203cmのものが2台設置されています。枕は大小2個、円柱型の抱き枕も置かれています。


ベッドの間には小さなキャビネット。時計やメモパッド、電話などが置かれています。


キャビネットに置かれているメモ帳はよく見ると原稿用紙のようなデザインでした。ちょっとしたメモでも文豪っぽい気分にひたれそうです。


デジタル時計にはアラームや室内灯の調整ダイヤルのほか、部屋の外に「起こさないで下さい」ということを知らせるボタンや、足元灯の点灯ボタンがありました。わざわざ部屋の扉に「起こさないでください」という札をぶら下げたり、カードキーの差し込み口の下にあったボタンを押しに行かなくてもいいのは便利。


引き出しにはナイトウェアと非常灯。


非常灯はこんな感じ。


キャビネットの下段はセキュリティ・ボックスになっていました。


暗証番号を使って開閉する一般的なタイプです。


ナイトウェアを広げてみました。ツーピースではなく、ガウンタイプ。


ベッドの向かい側の窓からは、東京駅構内を見下ろせるようになっています。宿泊する部屋から駅を行き交う人々を見下ろせるという経験はなかなかできないもの。


ただし、部屋の窓には透過防止フィルターなどが貼られていないので、駅構内からも部屋の様子がわかるようになっています。そのため、部屋の様子を見られたくない時はカーテンを締める必要があるとのこと。


部屋の反対側にはソファ2つと液晶テレビ。


別の角度から見るとこんな感じ。2つのソファに挟まれるようにしてガラス製の丸テーブルが置かれています。


ソファの後ろにはライトスタンド。


足元にはコンセントが2つ。電子機器の充電などができるようになっています。


液晶テレビは40インチ。


テレビの下のキャビネットは空なので、衣類など荷物を移せるようになっています。


キャビネットの横には空気清浄機。


そして、ソファの左隣には鏡と、作業が行えそうなデスクが置かれていました。


デスクの上にはスタンドライト。


そして、TIME、英語版の東京観光ガイド、Discover Japanといった雑誌などがずらりと並べられていました。


外国人向けの英語情報もありますが、Discover Japanは日本語なので、日本語で東京の観光情報をゲットできます。


また、東京ステーションホテルのリーフレットもデスクに置かれていました。ホテル内のスパが、フェイストリートメントが60分2万2000円から、ボディトリートメントは30分1万2960円から、ヘッドスパは60分1万800円から施術を受けることが可能。


ユニークなのは、無料貸し出しスマートフォン「handy」があるところ。handyは市内および国際通話、インターネット利用が無制限&無料で行え、周辺地域のシティガイドに簡単にアクセスできるようになっています。海外からの旅行者にとっては便利そうです。


なお、デスクの壁際の部分はプッシュして開けるようになっており、コンセントやLANケーブルの端子が隠れていました。


ガラッとデスクの引き出しを開けてみると、ベージュのファイルが3つ。


1つはホテルの案内で……


もう1つには、左からメモパッド、ステッカー&しおり&ポストカード、防災の手引き、東京ステーションホテルから荷物を送る際の送り状が入っていました。


ポストカードは東京駅の夜景を写したもの。


しおりはこんな感じです。このあたりはおみやげにできそう。


一番小さなファイルは、スタンドミラーとなっていました。


続いて、バスルームを見てみます。


バスルームは入って手前にスモークガラスでできた扉があり……


扉を開けるとトイレになっていました。バスタブとトイレが独立している形です。


トイレはこんな感じ。


もちろんウォシュレット完備。もしもの時用にフロントにつながる電話も設置されています。


洗面台はこんな感じ。


アメニティとして用意されているシャンプー・コンディショナー・ボディソープは「Gilchrist&Soames」というアメリカのメーカーの「ENGLISH SPA」というシリーズ。


化粧せっけんも同じくENGLISH SPAでした。


流しの隣の箱には、ボディタオル、ヘアブラシ、歯磨き、ヘアバンド、シャワーキャップ、綿棒、ボディローションなど。


ボディローションもENGLISH SPAのもの。


洗面台の下にはタオルのほかドライヤーも置かれていました。


ドライヤーはパナソニック製。


さらに、洗面台の下に何かが隠れているな?と思って見てみると……


おしゃれな体重計でした。Camry Scalesのもののようです。


洗面台の向かい側にはバスローブが2着。


ガラス戸で仕切られたバスルームの中へ。シャワーヘッドの隣には、洗面台に置いてあったのと同じシャンプー類が置かれています。


シャワーヘッド。


バスタブは以下のような感じです。


さらに、部屋にはホテルでおなじみのミニバーのコーナーも。


グラス、湯飲み、コーヒーカップ、アイスペール、コーヒーやティーパック、湯沸かしポットなど。


無料のティーパックは、トワイニング紅茶のアールグレイ&ダージリン、POMPADOURのアップル&フルーツと、種類豊富です。


ドリップコーヒーは東京ステーションホテルのオリジナルブレンド。これは2種のコーヒー豆をブレンドしたマイルドな口当たりのもので、3袋入りが税込500円で実際に販売されています


ミニバーにはお酒のミニボトルやお菓子類もあります。


湯飲みはデザインが特徴的でした。


ミニバーの下の扉を開けてみると冷蔵庫になっていました。


有料ドリンクのほか……


無料のミネラルウォーターが2本。ホテルの冷蔵庫の中には有料ドリンクがぎっしりと詰め込まれ、自分で買ってきたものを入れることができない……というところもありますが、東京ステーションホテルの場合はある程度スペースがあるので冷蔵の必要があるデザートやおやつを買っても大丈夫。


部屋のクローゼットにはアイロン&アイロン台もあったので、急きょシャツにアイロンをかける必要が出てきた時にも安心です。


もちろん、ランドリーサービスもあり。


スリッパは使い捨てで……


傘、洋服用ブラシ、靴べらといったものも部屋に備えられていました。


なお、今回は東京駅構内からホテルに入りましたが、もちろん外からもアクセス可能。その場合はホテル入口へと続くガラスの屋根の下を通り、メインエントランスへと向かいます。


メインエントランスはこんな感じになっています。


夜になると駅舎のライトアップが行われ、レンガ作りの東京駅は美しく荘厳な雰囲気に。駅構内のホテルということでとにかくアクセスが最高で、建物の外側も内部も非常に美しい作りになっているので、長旅で疲れた体をゆっくり休めることができます。


なお、今回宿泊したドームサイドのスーペリアツインは予約時の価格で1泊2名が6万460円。価格は部屋の種類・日程・宿泊プランによって変わり、例えば5月30日から1泊2名、スーペリアツインより少し小さめのクラシック コンフォートツインの部屋で3万5000円ほど、つまり1人あたり1万8000円ほどで泊まれるプランもありました。1泊80万円のロイヤルスイートに比べれば手に届く価格なので、歴史ある重厚なホテルを楽しみたい人は選択肢の1つに入れることができそうです。

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