自転車が雪や氷の上で滑って転倒しないようにするスパイク付きゴム製カバー「Bike Spikes」
By Caza_No_7
自転車で雪や氷の上を走行するのは困難ですが、チェーンをわざわざつけるのも手間だということで、無理をしてそのまま運転すると、転倒や事故にあってしまう危険もあります。そこで、自転車のタイヤにスパイク付きのゴム製カバーを取り付け、雪の上や氷の上、通常のアスファルトの上でも問題なくスイスイ走ることができるようにするのが「Bike Spikes」です。
Cesar van Rongen
http://www.cesarvanrongen.nl/
Bike SpikesはデザイナーのCesar van Rongenさんがデザインした雪国用の自転車タイヤカバー。
ゴムのカバーには鉄製のスパイクがびっしりと取り付けられています。
正面から見るとこんな感じ。
実際に自転車に乗っている様子は以下のムービーから見ることができます。
Bike Spikes By Cesar van Rongen on Vimeo
雪国で何の装備もしていない自転車を運転するのは至難の技。固くなった雪の上で横転してしまうこともあります。
また、ツルツルと車輪が空回りして前に進まず、車道などでは危険が伴う可能性も。
氷の上などはもっての他です。
ということで、自転車のタイヤにBike Spikesをつけてみます。
運転すると、ザクザクと音を立てながらタイヤが雪の上を回りだしました。
雪道でもスイスイ進んでいくことが可能。
また、急発進しても車輪がから回ることはありません。。
氷の上でも走行可能です。
Bike Spikesをタイヤに取り付ける様子はこちら。
Bike Spikes (Pt. 2) By Cesar van Rongen on Vimeo
Bike Spikesを手に持って登場。
広げて……
6つのパーツからなるBike Spikesを順にタイヤに取り付けていきます。
最後に留め具をとめて完了。
雪の厳しさに対抗するため自転車用チェーンを自作する人も存在しますが、Bike Spikesは雪や氷の上だけでなく、一般のアスファルトで使用しても問題ないとのことなので、チェーンを付けたり外したりという手間がいらず非常に便利です。
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