「あずき練乳ラテ」「あずき宇治抹茶ラテ」、タリーズコーヒーのあずきシリーズはこんな感じ

あずきとエスプレッソを組み合わせた「あずき練乳ラテ」、あずきと抹茶を組み合わせた「あずき宇治抹茶ラテ」がタリーズコーヒーより発売されています。あずきを使った和風なテイストとなっていて、一体どんな味なのか気になるところ。「よもぎとあずきのオールドファッション」、「T'sパフェ だいふく宇治抹茶」、「ロース＆エビカツボックス」、「スイートポテトフラワー」も新発売されていたので、こちらも合わせて食べてみることにしました。

「あずき練乳ラテ」「あずき宇治抹茶ラテ」などを発売
(PDFファイル)http://www.tullys.co.jp/u/pdfs/20121212.pdf

タリーズに到着。おしるこなど冬はあずきを使った食べ物が欲しくなります。

新商品をまとめてゲット。

まずはホットのあずき練乳ラテ(ショート430円、トール490円、グランデ550円、エノルメ610円)から。あずきソースなどがトッピングされているのですが、エスプレッソの温かさで溶けてしまった模様。

練乳の柔らかい甘さが良く感じられ、後味にはエスプレッソの渋みが少しだけ感じられました。あずきはそこまで風味が強くなく、「あ、これはもしかしたらあずきかも」とわずかに存在がわかるレベル。しかし、そのほのかなアクセントが飲みやすくて良いのかも。

次はあずき宇治抹茶ラテ(ショート430円、トール490円、グランデ550円、エノルメ610円)。こちらは冷たい方をチョイスしてみました。

ホイップクリームの上にかけられているソースはあずきソース。

あずきソースが溶けていない分、ダイレクトに味が感じられます。それでもおしるこのようなこってりとしたあずきの味では無く、まろやかな味にされていて、飲みやすく感じました。京都産の宇治抹茶は確かに抹茶の苦味はありますが、ちょっと水っぽいかも。しかし、あずきやホイップクリームの甘みと対照的な苦味がきいていて、「あずき練乳ラテ」よりにぎやかな口当たりです。

こちらはご飯としてもいけそうなボリュームのロース＆エビカツボックス(税込500円)

さっぱりしたタルタルソースで仕上げたエビカツサンドと甘めのソースがポイントのカツサンドの2種類を味わうことができます。

エビの風味はありながらもエビ独特の匂いがあまりしないので、食べやすく感じました。タルタルソースはさっぱりとした味がカツの衣にしっかりと染みていてグッド。

カツサンドは肉の味はコンビニレベルですが、甘めのソースがカツにもパンにもよく合っているように感じられました。それぞれの味が2個ずつ楽しめるので、ボリュームあり。温かい飲み物と一緒に食べると、良さそうです。

こちらはスイートポテトフラワー(税込240円)。パンに紫芋のあんを合わせ、さつま芋のダイスをトッピング。

パンのフワフワとした食感と共に芋の優しい甘みが広がります。芋は味付けが甘すぎず、芋本来の甘みが感じられるようになっていました。ベタ甘な味を期待している人には向きませんが、あっさりとした風味を楽しみたい人にピッタリ。温めてもらうと、風味はさらに増してグッド。

よもぎとあずきのオールドファッション(税込210円)。よもぎが香るオールドファッションに、あずきを合わせてあるとのこと。さらに表面には、あんこのグレースをかけ、和菓子のようになっています。

あずきの粒入り。

よもぎは香りが強く人によっては食べにくい印象がありますが、このよもぎはほんのりと香りが感じられるくらいで、食べやすくなっています。この絶妙な風味がオールドファッションの甘みとよくマッチしていて、さらにはあんこの甘みもくどさがなく、食べ応えが感じられる一品です。温めて食べると香りが際立って感じられるので、注文の際に温めてもらうといいかも。

最後はデザート「T'sパフェ だいふく宇治抹茶」(税込480円)でしめ。だいふくアイスにあずきソースやシナモンパウダーがかけられています。

さらには、宇治抹茶を使用した抹茶アイスクリームも。

このだいふくアイスはモチモチ食感で雪見だいふくに似ていますが、雪見だいふくよりもモチモチ感は強く感じられました。あずきのまろやかな甘みがよく合い和風の味を堪能できます。

抹茶アイスクリームにはパフがよく絡み、アイスが舌の上でさらりと溶けると渋みが広がり、後には食感の強いパフをポリポリと楽しめるようになっています。

のんびりとしたい休日の午後に、デザートなどと一緒にあずき味がほんのり感じられるラテをほっこりと楽しむと良さそうです。