Facebookの社員食堂がどのような感じでデザインされたかよくわかる写真集

企業によってオフィスのデザインはさまざまですが、オフィス内部だけでなく建物の外観や食堂などにも企業のこだわりは現れます。Facebookの食堂はホテルやカフェなどを手がけるデザイン事務所Roman＆Williamsによってデザインされているのですが、木材が多く使われ、会社の食堂というより都会のカフェのような落ち着いた雰囲気となっています。

Facebook’s Cafeteria, By The Masters Of Rustic Chic | Co.Design: business + innovation + design
http://www.fastcodesign.com/1671447/facebook-s-cafeteria-by-the-masters-behind-the-ace-hotel

テーブルの周りに並べてあるのは1980年代に学校で使われていたイス。

丸いランプや壁にかけられた黒板など、会社の食堂とは思えなオシャレは空間。ニューヨーク・タイムズによれば食堂は映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」に出てくる昔の学校をイメージしつつ作られたとのことです。

ソファー席もあります。

実際に社員が使用している様子もFacebookのNewsroomにアップされています。

列のできた注文スペース。食事は無料です。

壁にはさまざまな写真や雑誌記事が貼ってあります。

この食堂の建設計画はFacebookでアナログデザインを担当するEverett KatigbakさんとBen Barryさんが偶然Ace HotelでRoman＆Williamsのデザイナーの2人に出会ったことから始まりました。Roman＆Williamsはホテルやカフェなどを多くデザインしているのですが、会社のデザインと言えばGoogleのオフィスのような近代的なイメージがあったため、当初は仕事を引き受けることを躊躇したそうです。しかし話し合いをするうちに垂木を用いたホールや昔の教室で使われていたイスなどクラシカルな雰囲気を重視することに至り、この食堂を手がけることを決めたとのことです。