レビュー

「kobo glo」と「Kindle Paperwhite 3G」の大きさ、反応速度など比較検証レビュー


電子書籍リーダーである楽天の「kobo glo」とAmazonの「Kindle Paperwhite 3G」を使って、大きさ、厚さ、重さ、ディスプレイの明るさ、文字、電源オフからの起動時間、スリープ状態からの起動時間、ページをめくる反応速度などの比較してみました。詳細は以下から。

電子ブック楽天<kobo>:フロントライト搭載 電子ブックリーダー kobo glo 登場
http://kobo.rakuten.co.jp/ereaders/koboglo/

Kindle Paperwhite 3G - ライト内蔵の電子書籍リーダー
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B007OZNYMU/

左が楽天のkobo gloで、右がAmazonのKindle Paperwhite 3Gです。ディスプレイは6インチで違いがありませんが、本体はKindle Paperwhite 3Gの方が少し大きいです。


kobo gloをKindle Paperwhite 3Gの上に置くと、Kindle Paperwhite 3Gが若干大きいことがハッキリと分かります。


厚さを比較するとkobo gloの方が約0.9mm厚くなっています。


重さを比較すると、kobo gloの重さは約183g。


Kindle Paperwhite 3Gの重さは218gあり、kobo gloより約35g重く、本体を持って比較するとやはり重さの違いが感じられます。


標準の文字の大きさを表示させると、それぞれ以下の文字の大きさになります。特に、どちらの方が読みやすいということはありませんでした。ただし、kobo gloで文字の大きさを変更すると反映に時間が掛かかるので、少しストレスを感じます。


文字の大きさを最大にするとこれぐらいになります。


明るい部屋でディスプレイのライトを点けた場合、ディスプレイの明るさに大きな違いはみられません。


次にディスプレイのライトを消した場合、この場合も特に大きな違いを感じることはなかったです。


部屋を暗くしてディスプレイの明るさを最大にすると、kobo gloのディスプレイはまぶしく感じるほどの明るさになりました。


少し遠くから見るとkobo gloの方が明るいことが確認できます。


kobo gloのディスプレイのライトを点ける場合は、本体上部にあるフロントライトスイッチを押す必要があり……


Kindle Paperwhite 3Gのディスプレイのライトを点けるにはツールバーからの設定が必要です。


kobo gloとKindle Paperwhite 3G共に本体背面はしっとりとした質感になっています。


以下のムービーでは、電源オフの状態から電源を入れて起動させ電子書籍を開くまでの時間を比較しました。

「kobo glo」と「Kindle Paperwhite 3G」の電源オフ状態からの起動時間 - YouTube


kobo gloは起動時に何かをしているため、時間が掛かっているようです。


続いて、スリープ状態から電源を入れて起動させ電子書籍を開くまでの時間を比較したムービー。

「kobo glo」と「Kindle Paperwhite 3G」のスリープ状態からの起動時間 - YouTube


スリープ状態からの起動時間の違いはほとんどないようです。

最後のムービーは、5ページ分のページをめくる反応速度の比較をしました。

「kobo glo」と「Kindle Paperwhite 3G」のページをめくる反応速度 - YouTube


ムービーでは大きな違いは感じられませんが、ときどきkobo gloの反応がイマイチのときがあります。Kindle Paperwhite 3Gは反応がイマイチということはほとんどなく、サクサクページをめくることができました。

その他の違いとして、Kindle Paperwhite 3Gのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能で、kobo gloのコンテンツはmicroSDやmicroSDHCでの保存ができます。

◆Kindle Paperwhite 3G製品詳細
ディスプレイ:ディスプレイサイズ6インチ、解像度212ppi、特許取得済み内蔵型ライト、フォント最適化技術、16諧調グレースケール
サイズ:169mm×117mm×9.1mm
重量:222グラム
容量:2GB(使用可能領域約1.25GB)
クラウド:Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能
バッテリー:明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合、1回の充電で最大8週間利用可能。
充電時間:PCからUSB経由で充電で約4時間
3G接続:HSDPAモデム(3G)、EDGE/GPRSフォールバック: Amazon Whispernetサービスを使用した、国内におけるDocomo 3Gの高速データネットワーク。
Wi-Fi接続:802.11b、802.11g、または802.11n (bまたはgの互換モード) 標準規格を使用した、公共およびプライベートネットワークまたは無線LANスポット、パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応。
対応ファイルフォーマット:Kindle(AZW3)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMPは変換して対応
ユーザーヘルプ:スタートガイド(同梱)、Kindleユーザーズガイド(端末にプリインストール)。その他の情報はヘルプページで参照可能。
保証とサービス:1年限定保証付き。国内の場合、オプションで別売の延長保証可能。
同梱内容:Kindle Paperwhite 3G、USB 2.0充電ケーブル、保証書、スタートガイド

◆kobo glo製品詳細
ディスプレイ:6インチ タッチスクリーン 電子ペーパー(16階調グレースケール)
解像度:758x1024
対応ファイルフォーマット:EPUB、PDF(koboイーブックストアで販売しているPDF書籍のみがサポート対象)
内蔵メモリ容量/使用可能領域:約2GB/約1GB(テキストベースの本:約1000点分、コミック:約20~50点分)
メモリ拡張:microSD(最大2GB) /microSDHC(最大32GB)※メモリーカードは別売
Wi-Fi(無線LAN):802.11b/g/n(WEP/WPA/WPA2)
パソコン接続方法:USB(microUSBケーブル1本同梱)
サイズ:114mm×157mm×10mm
重さ:185g
ライト:フロントライト内蔵
充電持続時間の目安:1回のフル充電で最大約30000ページ分のページめくりが可能、最長約1ヶ月
フォント:欧文フォント、日本語フォント(モリサワ製)、サイズ調整可

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
楽天の電子ブックリーダー「kobo glo」が届いたので外観レビューしてみました - GIGAZINE

「kobo glo」で本当にパソコンなしの単体セットアップができるのか試してみた - GIGAZINE

「iPad mini」vs「Nexus 7」実機対決、サイズ、重量、持ちやすさなど徹底比較 - GIGAZINE

Amazonのタッチ操作可能な電子書籍リーダー「Kindle Touch」を使ってみた - GIGAZINE

日本の電子書籍の来るべき未来、AmazonのKindle戦略を徹底解説 - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.