エッジは厚さ5ミリ、10万円台の激薄「iMac」と1TB HDD搭載の「Mac mini」
ボディを大幅に薄型化したアルミ製一体型デスクトップ「iMac」とストレージ容量の拡張などが行われた新型「Mac mini」をAppleが発表しました。
アップル - デスクトップパソコン - iMac
http://www.apple.com/jp/imac/
アップル - デスクトップパソコン - Mac mini
http://www.apple.com/jp/mac-mini/
アップル - イベント - Apple Special Event 2012年10月
高解像度のRetinaディスプレイ搭載13インチノート「MacBook Pro」の発表に続いて、デスクトップモデルの新製品の発表を行うフィリップ・シラー上級副社長がスライドに映し出したのは「Mac mini」の文字。
外観に目立った変更はなし。
1TBのHDDやCore i7が搭載可能になるなどしたものの、アップデート箇所は少なめ。
本日2012年10月24日から発売開始。
日本での販売価格は以下の通りです。
◆2.5GHz Mac mini(税込5万2800円)
CPU:Intel Core i5(デュアルコア2.5GHz)
メモリー:4GB
ストレージ:500GB HDD
グラフィック:Intel HD Graphics 4000
また、Core i7(クアッドコア2.3GHz)を搭載したモデルは税込6万8800円となります。
続いて、同社のロングセラー商品である一体型デスクトップコンピューター「iMac」シリーズの歴史に触れるフィル。
そして、最新モデルの写真が画面下から登場。
かなり薄型になった新「iMac」。
エッジ部分はわずか約5ミリ。
前から見るとこんな感じ。
ディスプレイそのものも5mm薄型化。
さらにディスプレイとガラス面にあった2mmの隙間も無くしたとのこと。
解像度は27インチモデルが2560×1440ドット、21.5インチモデルが1920×1080ドットでいずれも視野角178度のIPSディスプレイを採用。
反射を75パーセント抑えるなどの改善を施し、それぞれのマシンでキャリブレーションを行ってから出荷しているとのこと。
内部構造は以下の通り。
ヘッドフォン端子、SDXCカードスロット、USB 3.0×3、Thunderbolt×2、有線LANポートを備えています。
高速なデータの読み書きができるSSDと、安価に大容量のデータを格納できるハードディスク、iMacではそのいいとこ取りができると言うフィル。
SSDとHDDを1つの論理ドライブとして扱う「Fusion Drive」と名付けられた技術を発表。
128GBのSSDと1TBか3TBのHDDを合わせて搭載し、1つのストレージとして扱うことで高速なデータの読み書きと大容量データの保存を実現しているとのこと。
同社のソフト「Aperture」を利用した写真のインポート速度の比較では「Fusion Drive」がSSDに肉薄する速度を出しているそうです。
光学ドライブは廃止されましたが、オプションのアクセサリーで追加可能。
発売予定は21.5インチモデルが11月、27インチモデルが12月となっています。
なお、日本での販売予定価格は以下の通りです。
21.5インチモデル:税込10万8800円から
27インチモデル:税込15万4800円から
・前の記事
超高解像度Retinaディスプレイ搭載13インチ「MacBook Pro」をAppleが発表
・関連記事
7.9インチ「iPad mini」と超高精細ディスプレイ搭載の「第4世代iPad」が登場 - GIGAZINE
Appleの製品の進化が約3分でサクッとよくわかる「Evolution of Apple」 - GIGAZINE
スティーブ・ジョブズに似すぎなぬいぐるみ「iCEO」実物フォトレビュー - GIGAZINE
旧型iMacの画面から猫が出てくるという仕様の猫用ベッド「Think different」 - GIGAZINE
「Nexus 7」にマウスやキーボードをつないで超軽量のノートPCっぽく使う方法 - GIGAZINE
・関連コンテンツ