iPhoneを銃弾から守ってくれる装甲ケースを実際に銃撃するとどうなるのか実験したムービー

数あるiPhoneケースの中でも格別に特殊なのが極厚のアルミ板でiPhoneを守る「1インチ装甲ケース」。GIGAZINE編集部ではバールのようなものなどでめった打ちにしましたが、商品は「50口径(12.7mm)弾の直撃を想定して設計」しただけあって、無事iPhoneを守りきりました。
しかし、海外でこの宣伝文句が本当なのか、実際に50口径弾で撃ってみたという人物が現れました。
Bulletproof iPhone case vs 50 cal bullet! Tech Assassin - RatedRR - YouTube

今回のチャレンジを行うRichard Ryanさん。これまでにもiPadやiPhone、Galaxy S IIIなどいろいろなものを50口径弾で撃ち抜いてきましたが、今回はマルダイのiPhone4/4S用1インチ装甲ケースが本当にその言葉通り「50口径弾の直撃に耐えうるのか」を試します。

離れた台の上に、1インチ装甲ケースを装着したiPhoneをセット。撃つのは背面側で、液晶は弾丸が来るのとは反対を向いています。

バレットM82を構えて、いざシュート。ちなみに、銃の種類としては「軍用対物狙撃銃」に分類されるもので、湾岸戦争などでの使用実績があります。

iPhoneケースに向かっていく弾丸

弾着の瞬間

金属片などが飛び散り……

iPhoneケースが吹っ飛びました

間違いなく実弾をたたき込みました、その結果は?

iPhoneケースを置いていた木製の天板にはささくれなどができています

iPhoneケースはかなり吹っ飛ばされていました。「いい知らせと悪い知らせがある」というRyanさん……

1インチ装甲ケースは、見事に50口径の弾丸の直撃を防ぎきりました。

くっきりと弾痕がついていますが、貫通はさせませんでした。

しかし……

画面にヒビが入っていて、起動不能に。

装甲は間違いなく立派なものでした。

ただ、吹っ飛んだ勢いで液晶面が地面にぶつかったか、弾着のエネルギーがケースから液晶面に伝わってしまったか、いずれかは不明ですが、「iPhoneも無事」とはいかなかったのが残念。

ちなみに、Gun Professionals 2012年 10月号でも、12.7mm軍用徹甲弾でこのケースに挑む様子が収録されています。

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