複雑な構造でも精密に再現できる安価な3Dプリンター「FORM 1」
プロのデザイナーが使用する3Dプリンターと同様の非常に高いクオリティで仕上げることができるのが「The Form 1」。125×125×165mmまでの立体物なら小さなものでも驚くほど精密に、なめらかな表面で作ることが可能です。
Formlabs - High Resolution Desktop 3D Printer
http://formlabs.com/
FORM 1: An affordable, professional 3D printer by Formlabs — Kickstarter
ムービーは以下から。
FORM 1はデスクトップ型の3Dプリンター。
本体はこんな感じ。
小さく複雑な構造のものであっても、かなり精密にプリントすることができます。
これまでの一般の3Dプリンターは細部が雑になってしまったりなめらかな表面が描けなかったりと、クオリティに問題があったのですが、かといってプロのデザイナーが使うような3Dプリンターは数百万円もすることもあり、気軽には手が出せませんでした。ということで、プロ用のクオリティを保ちつつも手頃な値段の3Dプリンターを作ろう!と開発されたのがこの「FORM 1」というわけです。
左の写真が既存の低価格3Dプリンターで作られたもの、そして右側がFORM 1でプリントした作品。一見するだけで完成度の差がよくわかります。
FORM 1でプリントするものは、専用のソフトウェアでデザインします。なお、このソフトウェアはかなりシンプルな仕様で、設定作業も少なく、すぐにデザインに取り組めるようになっています。
作ったのは以下の4人。こちらはFORM 1を開発したFormlabs社の共同設立者の一人、MAXIMさん
DAVIDさん
NATANさん
そして設立者JONさん。
FORM 1は125×125×165mmまでなら、細部に至るまで非常に精密な、小さな立体物でも作ることが可能です。
マサチューセッツ工科大学で特別研究員をしているSKYLARさんは建築の研究で幾何学的な構造のものをデザインするのですが、そのデザインを実際に立体で確かめるためにFORM 1が役立っているとのこと。
複雑な構造物も、この通り。
実際に専用のソフトウェアを使っている様子は以下から。
デザインを終え、「SUPPORT」というボタンを押すと……
立体物を支えるサポート部分が画面上にさっと現れます。
サポート部分は、完成するとこんな感じです。
FORM 1はステレオリソグラフィー(光造形法)によってレーザーを使ってプリントを行います。
ステレオリソグラフィーは本来は非常に高価なものなのですが、今回は高価なレーザーと光学器械を使いつつも20万円台のプリンターを作ることに成功。
レーザーを当てることによって液体プラスチックが硬化していきます。
立体物ができあがったら……
プリンターから取り外します。
本体の下にはサポート部分が取り付けられているので、ベリっと取り外して使用します。
プリンターには仕上げのためのキットが付属。
完成したものを水に通して完成です
中に管が入ったチョウチョに青い液体を通すと……
詰まることなくスムーズに流れました。
現在完成している素材は灰色の液体プラスチックのみ
しかし、このプロジェクトの成功後にはカラーバリエーションを増やしたり、透明な素材も作る予定です。
なお、FORM 1は現在商品化のための出資を募っている最中で、アメリカ国内への出荷なら2299ドル(約17万円)、その他の国へ出荷する場合は2999ドル(約23万円)でゲットできます。
締め切りは日本時間で10月26日(金)21時45分です。
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