黒酢とマスタードで2段構えのすき家「牛トロ丼」は煮込んだ厚切り牛バラ肉がポイント
時間をかけてじっくりと煮込んだ厚切りの牛肉に、リンゴの爽やかな酸味を加えた醤油ベースの甘辛ダレを絡めたのがすき家の「牛トロ丼」です。以前には「豚とろ丼」という豚バージョンのものがあり、トロトロの肉質でご飯のススム内容だったわけですが、果たして今回の「牛トロ丼」はどんな内容になっているのか、食べに行ってみることにしました。
やわらかな厚切り牛肉 すき家の「牛トロ丼」新発売!
すき家に到着。
「じっくり、やわらか」とあり、今回は「肉のやわらかさ」が味わえるようです。
黒酢付きで、味にこだわりがうかがえます。
席についてさっそく注文。メニューは並(税込680円)とご飯大盛(税込710円)の2つがあります。通常、並とは別に具とご飯が大盛のメニューがあるのですが、今回は見当たらないところをみると、並でも十分な量の具が味わえると暗に示しているようで、なんとなくワクワク。
ちなみに、うな丼は完売したようで、今年はもう食べられなくなっていました。来年はどんなうな丼が出てくるのか楽しみです。
さて、ついにやってきました。黒酢の他にはマスタードもついています。黒酢の匂いが強いので苦手な人は最初からはずしてもらうようお願いした方がよさそうです。
左がご飯大盛、右が並です。器は同じなので、ご飯の分量に違いがあることがよくわかります。
すき家の「牛トロ丼」の厚切り牛肉のやわらかさはこんな感じ - YouTube
肉厚ですがタレが中までよく染みています。こちらは赤身の部分ですが、トロトロの部分もあればパサパサとした食感の部分もあります。肉の風味は弱めなので、タレの味でかきこむ感じ。タレは醤油の風味が強めの甘辛い味。
脂身の部分もあり、こちらはトロトロというよりもプルプル。濃厚な脂の味がしますが、口に入れると溶けるような柔らかい食感を感じることが可能。
今回の「牛トロ丼」は調味料を使って自分で味をいろいろ調整できるという内容。まずは黒酢を試してみます。
匂いは強いのですが、味は一般的な黒酢よりもマイルドに感じました。そのため黒酢のさっぱりとした酸味が加わりつつも肉とタレの味を消すことはなく、むしろ引き締めています。黒酢を入れる前と入れた後ではガラリと味が変わるので、まずは黒酢無しの味を試し、それから少しずつ黒酢を好みの味になるまで入れていくという食べ方がよさそうです。
次はマスタード。
甘めのタレにマスタードの酸味ある辛さがよく合います。黒酢と合わせてももちろんいいですが、ちょっと黒酢の味が勝ってしまうので、鼻に抜けるようなマスタードの風味を存分に味わいたい場合は、マスタード単独で味付けするのをオススメします。
チンゲン菜はシャキシャキの食感でグッド。ただ、肉の分量を考えると少なめで、全体が牛肉のみの単調な味になりがちなので、もう少し量があるとなお良いかも。もしくは、ネギなどの薬味があっても良いのではと感じました。
タレは粘り気のある濃い味で、ご飯との相性もヨシ。最後はこのタレでご飯をかきこんでフィニッシュです。
並で680円と他のメニューと比べるとちょっと高めで、それならばタレの味に頼らず肉の風味で勝負するなど、もう一工夫が欲しいと感じました。しかしながら肉は厚切りで分量は多く食感も良かったので、肉でおなかを満たしたい人にはピッタリ。ご飯大盛でも肉の量は少なく感じることは無かったので、おなかが空いているときはご飯大盛をチョイスしたいところです。
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