最新Core i7、メモリ32GB、SSD 480GB搭載のキューブPC「Shuttle SZ77R5 Quiet」を買ってみた
キューブPCは置き場所がコンパクトで済み、購入時に適切なカスタマイズをしておけばコアなゲーマーでもない限りは十分なスペックを手に入れられるので便利です。というわけで、3年ほど前にクレバリーでキューブPCを購入して自宅で使用していたのですが、つい先日故障して起動できなくなってしまったため買い換えを決意。オリオスペックで販売されている類似シリーズの「Shuttle SZ77R5 Quiet」のカスタマイズ版(税・送料込み34万2762円)を買ってみることにしました。
外箱はこんな感じ。
内容物は本体の他に電源コード、予備のファン、OSのインストール用ディスク、マニュアルなど。
本体サイズは幅216×高さ198×奥行き332ミリ。
iPadと大きさを比較するとこんな感じ。
ケースは500W電源を備えたシャトル製「SZ77R5」。
筐体の足は柔らかい素材でできているので振動による騒音を抑えることが可能。
eSATA端子があるので対応する機器を接続すればUSB2.0やIEEEよりも高速でデータ転送が可能。その他にもHDMI、DVI、USB 3.0×2、USB2.0×4を搭載しています。
前面のポートカバーは角の部分を押すと……。
「パカッ」と開き、USB3.0×2、USB2.0×2、マイク入力、ライン出力が現れます。
背面にあるネジは指でまわして外すことが可能。
カバーを取るとこんな感じ。
内部はわりとギッシリとパーツが詰まっていますが、ファンは排気とヒートシンクの冷却を兼ねる直径9cm、回転数2500rpmのものを1つ搭載しているのみ。なお、オリオスペックによる公称値では稼働時の騒音は20dBとなっています。
まずは筐体上部に取り付けられているドライブ類を外してみましょう。
光学ドライブはPioneer BDR-207MBK (ブラック/BDXL対応 Blu-ray 3D再生対応DVDマルチドライブ)。
SSD(6Gbps対応高速MLC) Intel 520Series 480GB 「SSDSC2CW480A3」×2を搭載。HDDと比較して起動やシャットダウンの体感速度が圧倒的に早くなっているので快適です。
メモリは8GB DDR3/1600MHz PC3-12800 DIMM×4を備えています。
CPUに取り付けたヒートシンクの一部はこんな感じ。
プラスチック製の留め具をひねるだけで取り外しが可能。
パーツの全体はこんな形です。
Ivy Bridgeのコードネームで呼ばれていたIntel Core i7-3770K (3.50GHz)を載せています。
取り外してみました。
背面には熱伝導率を高めるためにグリスが塗られています。
グラフィックボードはASUS EAH6450 SILENT/DI/1GD3(RADEON HD6450 1GB)。
というわけで、PCは自宅使用がメインなのでタブレットやウルトラブックには興味がないけれど静音性にはちょっとこだわりたいし、パワフルなマシンが欲しいという人におすすめの選択肢です。
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