小型PC+外付けグラフィックボードで最強のコンパクトゲーミングPCを提案するZOTAC@COMPUTEX TAIPEI 2017
世界最大級のITトレンドショー「COMPUTEX TAIPEI 2017」のZOTACブースでは、高性能かつコンパクトな小型PCの新モデルが多数展示されていました。小さなPCでもThunderbolt 3ポートを搭載することによって、ハイエンドグラフィックボードを外付けさせることも可能な外付けGPUボックスと合わせて、最強の小型ゲーミングPC環境の構築が実現しています。
台湾国際コンピューター見本市 Computex Taipei
http://www.taitra.gr.jp/event/computex/
ZOTACのブースに到着。
ZOTAC初のゲーミングPCブランドとなる「ZOTAC MEK GAMING SYSTEM」
デザインスケッチが置かれていました。
MEKは非常に幅がせまいコンパクトサイズの筐体で、奥行きも比較的短いのが特徴。
このコンパクトな筐体に、NVIDIAのハイエンドグラフィックボード「GeForce GTX 1080 Ti」を内蔵しています。これは、全長211mmの「ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti Mini」によって実現されています。
コンパクトPCの「MA551」。AMDのGPU付きCPU(APU)のコードネーム「Bristol Ridge」を搭載するMA551は、Ryzen世代のAPU「Raven Ridge」(TDP65Wまで)へのサポートをうたっています。2017年後半にRyzen APUが登場次第、新モデルへのグレードアップが期待できそうです。
コンパクトPC「ZBOX」シリーズの新モデル「MI549 nano」。CPUは第7世代Intel Core i5-7300U(2.6GHzデュアルコア)を搭載。メモリはDDR4のSODIMMスロット×2で最大32GBまで対応。Intel HD Graphics 620によりHDIMIポートから4K(3840×2160、60Hz)の映像出力が可能です。
iPhone 6sと比べて分かるコンパクトさ。
横幅は126.4mmとiPhone 6sの全長よりも短くなっています。
フロントにはSDカードスロット×2やType-CのUSB3.1×2、USB3.0ポートを搭載。2.5インチサイズのストレージに対応します。
背面にはデュアルGIGAビットLANに、Type-CのThunderbolt 3ポートを搭載しており、外付けGPUによってグラフィック性能を向上させたり、外部モニターを接続したりできます。
本体に多数開けられた蜂の巣状の吸排気口が特徴の「CI549 nano」
MI549 nanoの冷却性能の強化版です。
底面にはヒートシンクを搭載していました。
薄型モデル「MI572」
Intel Core i7-7700Tを搭載します。
背面右にはThunderbolt 3も搭載していました。
「EXTERNAL BOX」と名付けられた箱。
軽量ですが……
グラフィックボードを内蔵して、外付けするキットです。接続はもちろんThunderbolt 3。
さらに9インチ(約23センチメートル)サイズまでのグラフィックボードに対応する「EXTERNAL GRAPHICS DOCK」も展示され、GTX 1080によるデモが行われていました。
「普段は小型のPCで、高性能グラフィックが欲しい場合だけ外付けGPUボックスで強化」という魅力的な組み合わせが実現します。
・関連記事
世界最大級のITトレンドショー「COMPUTEX TAIPEI 2017」現地取材記事まとめ - GIGAZINE
自作PCファンには垂涎の「COMPUTEX TAIPEI 2016」PCパーツ関連ブース一挙まとめ - GIGAZINE
自作PCファンには垂涎の「COMPUTEX TAIPEI 2015」PCパーツ関連ブース一挙まとめ - GIGAZINE
自作PCファンには垂涎の「COMPUTEX TAIPEI 2014」PCパーツ関連ブース一挙まとめ - GIGAZINE
・関連コンテンツ