排熱を利用してコンピューターからすくすくと草を生やす方法


パソコンの頭脳となるCPUは高温になるため室温に気をつけないといけませんが、植物は熱がないと発芽することがありません。無機的なコンピューターと有機物との一体化を考えたとき、このように「あっちを立てればこっちが立たず……」という状態に陥ってしまいますが、そんな悩みをムリヤリ解決したのが室温を低く保ったままコンピューターの排熱で植物を育てる、というアイデアの「Bio Computer」です。家にあるパソコンでも作成可能なBio Computerの作り方は以下から。

Bio Computer Blending Tech and Organic Into One | Total Geekdom
http://www.totalgeekdom.com/?p=683

植物が育つようにするためにはパソコン本体のケースを改造しなければなりません。どのように草を生やすか、ということですが、温かい空気は上の方にたまりやすいので、てっぺんから草が生える仕様にします。


まず、本体の中身を全部ケースから取り出します。内容はこんな感じ。

CPU- Pentium 4 (3 GHz)
DELLマザーボード
メモリースティック- 2GB
ハードディスク- 2GB
電源装置


草がすくすく育つためには、天井に配置する土に熱がしっかり当たらなければならないので、中身の配置換えを行います。


天板を外し、


すっからかんの状態にします。


ペンチで天板をフレームだけの状態へと変えます。結構な力仕事。


そして枠だけが残った……。


これがプランターとなる部分。草の成長がよく見えるようにプランターは透明なアクリル樹脂製のものを使います。ケースの底に穴が空いているのは……


このようなチューブをつなぐためです。アクリル樹脂は熱を通しにくいため、一つのケースに全部の土を入れるのではなく、小分けにして熱を伝えやすくします。ということで、アクリルチューブの片面をふさいで底を作成。


プランターを接着剤でフレームにしっかり固定したら、マザーボードやハードディスクなどを再び設置。この時CPU冷却器がチューブに当たらないように注意します。


背面に板を張り付け、コードを全部繋いで完了。


草が生えました。


これはホイートグラス=小麦若葉。種から育てて1週間ぐらいで育つそうです。


排熱のおかげでわずかな日光でもすくすく成長。


このようにパネルで覆ってしまえばすっきりとした印象になります。


パソコンも問題なく起動します。


無機的なパソコンに植物のやわらかな印象が加わって、部屋に和み要素が生まれるかもしれません。


ちなみに、製作費用はアクリルケース/5ドル(約400円)、アクリルチューブ/5ドル(約400円)、コンピューター/もらい物、本体を覆うパネル/無料の計10ドル(約800円)となっています。

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in ハードウェア, Posted by logq_fa