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取材

ベルリンに激しくしのぎを削る2軒のラーメン屋があるというので食べ比べてきた


日本食イコール寿司。欧米において日本食が定着した今でも、そのイメージは変わっていません。そんな中、ドイツのベルリンにおいて日本式のラーメンで勝負する2軒の店があり、ハイクオリティーの味でしのぎを削っているというので食べ比べてきました。

皆さん、こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、現在ポーランドのクラクフという街にいます。

長く旅をしていると日本食が無性に恋しくなります。日本食自体はわりと各地で食べられるのですが、例外としてなかなか食べられないもの。それは「おいしいラーメン」ではないでしょうか。ベルリン滞在時、おいしい2軒のラーメン屋があると聞いて、急いで食べに行ってきました。

青が「ココロラーメン」、ピンクが「レストラン誠」。

より大きな地図で ベルリン・ラーメン を表示

2軒のラーメン屋は、ベルリンの流行の発信地と言われるミッテ地区にあります


お洒落なブティックが立ち並びます


鬼塚タイガー


ミッテは多くのクリエイターが活躍するアート地区でもあります


この地区には本当にたくさんの日本料理屋があります


回転寿司屋。チェーン展開しているそうです。


ベルリンでは10年前くらいから徐々に日本料理屋ができ始め、ここ5年で急増したそうです。ただし、これらのお店はほとんどが中国人やベトナム人によって経営されているそうで、日本人が経営しているのは今回紹介するお店を含め3軒ほどしかないようです。

1軒目のお店はレストラン誠


ミッテ地区の他のレストランと同じく、外にも席があります。


入口のショーケースにはラーメンのレプリカ


店内はカウンターと、


奥にはテーブル席もあります


「誠」の文字が店内で存在感を放ちます


ラーメンは醤油、味噌、塩をベースにたくさんの種類があります。店員さんのおすすめは「TOKU MISOラーメン」(一番下)。


ラーメン以外にも丼もの、焼きそば、定食などのメニューがあります。


ほとんどが10ユーロ(約1066円)以下と物価からすれば高くはないお値段


ギョーザ(4.3ユーロ=約460円)がきました


一口ギョーザ風。小ぶりながら具がしっかり詰まっており、にんにくが利いていてグッドです。


TOKU MISOラーメン(8.5ユーロ=約906円)


炒めた野菜とひき肉が、味噌のスープと合いまって、スタミナラーメンのような味わい。ラー油がぴりりとアクセントになっています。


麺は中太のストレート


お次はレストラン誠から歩いて10分の距離にあるココロラーメン


このお店の原点は日本のラーメン屋台の文化に感銘を受けたドイツ人のオーナーが、ベルリンでゲリラ的に展開していたラーメン屋台にあり、2007年からは店を構えて営業しているそうです。

屋台風のカウンターが何ともいい雰囲気を出しています


客層は欧米人が6割、アジア人が4割だそう。


店内は満席


ラーメンはみそ、塩、醤油、とんこつの4種類があります。


店長のオススメ、とんこつをオーダーします。


ギョーザがきました。豚肉と野菜がほどよいバランスで互いを引き立てています。


とんこつラーメン(9.5ユーロ=約1013円)


まさに、本格的な博多とんこつラーメン。黒いにんにく油が味にひねりを加えています。


チャーシュー。冬場は地元のイノシシを一頭買いして作るシシチャーシューも登場するとか。


柔らかトロトロ角煮


「コシとのどごしにこだわった」という自家製の麺


この2店の存在もあって、ベルリンにおいてラーメンは「徐々に認知されてきている」ようです。それでも「寿司を出せ」「(豚じゃなくて)チキンのスープを出せ」と言われることもあるそうな。ドイツ人にとってラーメンはスープの一種だという認識の人も多く、スープだけ飲んで麺を残してしてしまう人もいるんですって。

現地向けに味を変えていない、本物のラーメンをもって「誠」と「こころ」の挑戦は続きます。

(文・写真:世界新聞社/松崎敦史http://sekaishinbun.blog89.fc2.com/

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in 取材,   試食, Posted by logc_nt