お好み焼き16種類食べ放題の「お好み焼き 道とん堀」元祖食べ放題コースで全種類食べてきました
コースによっては40種類以上ものお好み焼きが食べ放題という、「粉もん」の食べ放題に特化したお店が「お好み焼き 道とん堀」です。普通お好み焼きといえば1個で十分おなかがふくれるボリュームなのですが食べ放題となると一体どれほど楽しめるのか、実際にお店に行って確認してみました。
お好み焼 道とん堀
http://www.dohtonbori.co.jp/top.html
今回向かったのは「大阪本店」で、場所は「大阪府大阪市中央区道頓堀1-5-5 道とん堀大阪本店ビル」です。
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お店に到着、上を見上げると巨大なタヌキがどっしり。
店に入るとカウンターがまず目に飛び込んできます。地下1階と1階はカウンター10席、2階はテーブルが11席となっています。
今回はテーブル席で挑戦。
4種類のコースがある食べ放題のうち、最も安い「元祖食べ放題コース」(税込1575円、平日ランチは税込1260円)を選択。ハーフサイズなので通常よりもサイズが小さく、いろいろな種類を食べることが可能なはず。時間は90分制で、残り20分でラストオーダーとなります。
ということで早速注文したものがやってきました。左が「イカお好み焼き」で、右が「豚お好み焼き」。
店員に作ってもらうのでは無く、自分で焼く方式となっており、ちゃんと作り方の説明もあるので「お好み焼きなんて作ったことが無いよ」という人でも大丈夫です。
グルグルと混ぜて……
ジュージューと焼いていきます。焼けるまでしばし待機。時間いっぱい食べまくりたい人は、具を入れていたボウルが空くと次の注文が可能になるので、そのタイミングで注文すると最速です。
調味料は焼きそばソース、こしょう、しょう油、一味唐辛子があります。
こちらはかつおぶし。
そして、あおのりも完備。
ソースは甘口で誰もが楽しめる味になっています。
そうこうしているうちに焼き上がりました。iPhoneと比較してみると、こんな感じ。
お好みで調味料をかけて完成です。
こちらは「豚お好み焼き」でいわゆるお好み焼きの王道、「豚玉」です。豚の脂が濃厚に出ていてソースや生地にも負けず、というかうまくなじんでいてグッド。さすがは王道の味です。ただ、具の分量はもうちょっと欲しい。
とここで、マヨネーズを発見。味にアクセントが欲しいときにピュッとかけます。
「イカお好み焼き」です。イカもタコと同様に食感はよいのですが、やはり生地に対して具の分量が少なめ。
どんどんいきます、次は「エビお好み焼き」に「タコお好み焼き」です。
「エビお好み焼き」が完成しました。もともと小さいエビが加熱によってより小さくなってしまい、生地をほじって探さないとなかなかエビに出会えません。単体で食べるとエビの香ばしい味が感じられるのですが、お好み焼きの中での存在感は薄め。
こちらは「タコお好み焼き」。甘いタレがフワッとした生地によくなじみます。タコはコリコリと歯応えがあるのですが、熱が入ると縮んでしまうのもあり生地に対して分量がちょっと寂しく感じました。
そうこうしているうちに第2陣がやってきました。左から「モチーズ」と「チーズinお好み焼き」です。
チーズは生地に練り込まれているとのことでしたがチーズの味は感じられませんが、切り餅を半分くらいにしたものがそのまま入っていて、ボリュームは満点。とにかくおなかを満たしたいときに頼みたい1品です。
「チーズinお好み焼き」には「モチーズ」とは異なり、このように固形のチーズがついてきます。
これを生地の上にのせて……
裏返して焼けばこのように伸びてカリッとしたチーズに焼き上がります。
ちょっとチーズに火が通り過ぎた感がありますが、チーズの香ばしい匂いとパリパリの食感が、お好み焼きの柔らかい生地とよいコンビになっています。この焼き方は店員の方から説明された作り方なのですが、別の店員の方からのタレコミメールによるとチーズは生地の間にはさんで焼くのが正しい焼き方だそうです。
こちらが「マヨダク」と「とろだく」。
まずは「マヨダク」からいただきます。固形のマヨネーズが入っているはずなのですが、あまりマヨネーズの味はしません……。
そしてこちらが「とろだく」。とろろがふんだんに使われており、お好み焼きを裏返すのに苦労するほどに生地がかなり柔らかくなっています。味は少しマイルドになった程度なのですが、生地は舌の上で「ヌルリ」という感触が味わえるほどに柔らかく、そのぶん具の食感がしっかり感じられるのが特徴。
次は「ソウル」と牛・豚・鶏の肉で構成された「肉3種焼き」です。
「ソウル」」は豚キムチをお好み焼きに加えたものですが、キムチ特有の辛さは控えめで「豚のお好み焼き」に酸味が少し加わったという内容。
「辛さが欲しければこれだ!」ということで一味唐辛子をかけてみるとピリッとしたアクセントが加わり、単調になりがちな味に変化が加えられます。
「肉3種焼き」です。感じられるのは豚の濃厚な味、鶏のさっぱりとしつつも脂の乗った味で、牛肉は分量が少なく味としてはほとんど影響力を持たない程度。
こちらは「スジ牛」と「イカキムチ」。
「スジ牛」には甘く煮込まれたスジ肉が入っています。
ソースやマヨネーズの味に負けない濃いめの味と「プルン」とした食感で、トッピングとしての存在感が抜群。また、一緒に入っているこんにゃくとの相性もよく非常に食べ応えのある味わい。
こちらは「イカキムチ」。「キムチは入っているのかな……?」というほどにキムチの存在感は薄め。もうちょっとキムチの分量を増やしてほしいところ。
この時点で1人3枚程度食べており、けっこうな満腹感です。目の前のお好み焼きがだんだんと大きく見えてきました……
次はイカ・豚・エビ・タコが入った「お好み焼きミックス」に豚・明太子・もち・ニラ・ネギが具の「豚吉」です。
「お好み焼きミックス」は具が詰め込まれすぎていて逆にどの味もが中途半端に感じてしまい、結局は量の多さだけが目立ちボリュームしか感じなくなってしまいちょっと残念。
「豚吉」は、もちの存在感が際立っておりその食感がメインとなっています。豚や明太子は確かに含まれているのですが、モチの存在感に圧倒されて味のインパクトはやや薄め。
そしてこちらはイカ・エビ・タコ・明太子・ホタテの入った「海~ゴ」、イカ・豚・エビ・タコ・牛・ホタテ・鶏の7種の具が入った「デラックス」です。
「海~ゴ」というだけあって海の幸がふんだんに入っています。
明太子が入っているが、ピリ辛やプチプチ食感はほぼありません。焼く前の見た目は豪華だが、焼いてしまうとイカとエビの味しかないのが残念。
「デラックス」はこちら。
「海~ゴ」と同じくイカとエビの味がメインとなっていて、具の種類は多さがうまく味に反映されていないように感じられました。また、具の分量にもバラつきがあり牛肉や鶏肉はまったくわからないレベルです。
なんとかお好み焼き16種類を無事制覇し、ごちそうさまでした。ざっくりと計算すると1人4枚食べた計算ですが、おなかは満腹というよりかなり苦しい感じです。
生地は焼き上がりが非常にフワフワとしており、また角切りのキャベツも入っているため食感は豊かです。種類こそたくさんありますが基本は豚、エビ、イカを組み合わせたものが多く味は単調に感じてしまいますが、もち、牛すじ、固形チーズ、とろろが入ったものは素材の個性がきちんと感じられたので、「いろんな味のバリエーションを楽しみたい」という人はこれらが含まれたメニューを優先して頼むことをオススメします。分量的には大人の男性で1人3枚食べればおなかが満腹状態になります。
なお、今回は「元祖食べ放題コース」にチャレンジしましたが、他に以下の3種類の食べ放題コースもありますので、自分に合ったコースを注文しましょう。
・デラックス食べ放題コース(税込1890円、平日ランチ税込1575円、お好み焼き全品、もんじゃ焼全品、焼きそば全品)
・OKB48食べ放題コース(税込2200円、平日ランチ税込1995円、お好み焼き16品、もんじゃ焼き12品、焼きそば5品、鉄板焼き10品、サラダ3品、デザート2品)
・ガチ盛り食べ放題コース(税込3360円、平日ランチ税込3045円、グランドメニュー掲載全商品(飲み物は除く))
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