11ボタンを備えサイズ、重量を変更できるマウス「Cyborg M.M.O.7 」レビュー
3カ所の稼動部品に11個のボタン、2個のホイールを備えたハイエンドマウス「Cyborg M.M.O.7 Gaming Mouse(税込み1万2800円)」。その名の通りゲーマー用に開発された製品ではありますが、高い解像度や複数ボタンへの機能割り当てなどゲーム以外にも役立ちそうな機能が盛りだくさんなので、実際に使用して使い心地を確かめてみることにしました。
パッケージは単純な長方形ではなく、上部と右側の手前側がカットされた6面体。
裏面にはロボットネズミのCGイラストが描かれています。
マウスを操作した際にどれだけ細かい動きを検出できるかを示す解像度は6400dpi。1例として「Microsoft TOUCH MOUSE」であれば解像度は1000dpiなので、「Cyborg M.M.O.7 」は数値的にはこの6倍以上の精度で細かな動きを検出できることになります。
パッケージのフタは本の表紙の様に開くことができます。
内容物はマウス本体と交換用パーツ、取り扱い説明書です。ドライバーなどはウェブサイトからダウンロードするようになっているのでCDなどは付属していません。
本体を上から見るとこんな感じ。一般的なマウスよりパーツの分割が多く、手にフィットさせるためにサイズを細かく調節できます。
スクロールホイールは回転させるとわずかなクリック感があり、小さな段差がつけられたゴムが付いているので細かな操作をする際には滑りづらくて快適です。
底面はこんな感じ。
PCとはUSBで接続します。また、ケーブルはハリのある少し堅めの素材なので絡まりづらくなっています。
左側面には親指で操作するためのボタンを6つ搭載。ゲームをプレーする際にさまざまなアクションを割り振るのはもとより、ブラウザーの戻る、進む、タブを開くなどの操作を指定しても便利に使うことができます。
以下が専用ソフトのカスタマイズ画面。
割り当てをしたいボタンのタブをクリックして登録したい動作を行なうと入力結果が表示されるので、後は名前を付けて保存をすればオーケー。
さらに解像度の設定も「SETTING」タブから行うことができます。スライダーを動かしてX軸、Y軸ごとに調節できるので厳密に自分の好みの精密さに合わせられるはず。
後ろからみるとこんな感じ。
右側面はこうなっています。
正面から見るとまるでSF映画に出てくる乗り物のようなフォルムです。
左斜め上からはこんな感じ。
男性の手にスッポリと収まる位の大きさです。
側面から握っているところはこんな感じ。
カスタマイズに使用するレンチはこの様に本体後ろに収納されています。
レンチを回すことで左側面のパーツの位置を移動できます。
前方に動かすとこんな感じ。
ここまで後ろに下げることもできます。
実際に位置を変えている様子は以下のムービーで見られます。
「Cyborg M.M.O.7 」のボタンの位置の変え方 - YouTube
後部のパーツもツマミを押し込むとスライドさせて位置を変えることができます。
一番短くするとこの位置。
伸ばすとこうなります。
こんな感じで手を置いた際に、手のひらとマウスの間にできる空間を調節できるので好みのフィット感が得られます。
高さと材質が違う交換用パーツが付属。
シボ加工がしてあるパーツを使えば、滑りづらくなるのでさらにフィット感がアップ。
長さの調節とパーツの交換をしている様子は以下のムービーでチェックできます。
「Cyborg M.M.O.7 」の長さを調節 - YouTube
また、レンチを抜いた状態でその奥にある部品を回すと……。
こんな感じで重りがはずれます。
マウスに取り付ける重りの量は初動の素早さ重視なら軽め、動かした後にピタッととまる感覚が欲しいなら重め、といった感じで好みに合わせて調節可能。
取り外した重りは無くならないように専用のケースに収納できます。
実際に重りを外してみた様子は以下のムービーで確認できます。
「Cyborg M.M.O.7 」のウエイトのつけ替えを試してみた - YouTube
右側面のパーツもレンチを使って外すことが可能。
3つのパーツがあるので手の大きさや好みに合わせて好きなものを選べます。
つけ替えてみるとこんな感じ。
交換の手順は以下のムービーを見るとわかります。
「Cyborg M.M.O.7 」の側面パネルを交換 - YouTube
さらに、専用ソフトを使ってLEDカラーを変えることまで可能。
オレンジ。
ブルー。
グリーン。
FPSなどのゲーム用やデザインソフトなどで細かい作業をする際はもとより、ド派手な外観や細かいカスタマイズを楽しみたいというコダワリ派の人は要チェックです。
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