マルバツゲームを立体にした「3D ○×GAME」を実際にプレーしてみた
紙に「井」を書いて○と×を並べて同じマークが1列にそろったら勝ち、というあのマルバツゲームを立体にしてしまった「3D ○×GAME(税込み2100円)」。慣れ親しんだルールにもかかわらず高さの概念が加わるだけで、まさに「別次元」のゲームに進化しているようなので、どれほど新感覚の内容になったのか実際にプレイして確かめてみることにしました。
パッケージはこんな感じ。○印の右上に小さく「3」と書かれており、通常のマルバツゲームとは違うということをそっとアピールしています。
中身はこんな感じ。
台座は分離可能。
全部バラバラにしてみました。
○のコマです。指先でつまむのにちょうど良い大きさで、そこそこのサイズがあるので小さな子供が誤って飲み込んだりする危険もなさそう。
×はこうなっています。ちゃんとツマミにあいた穴の中もバツマークになっている辺りに芸の細かさを感じます。
台座です。
ゲームの基本的なルールとしては、以下の写真のように自分のマークを1列にそろえると勝利です。
それでは実際にプレイしてみましょう。
じゃんけんで勝った方が先行の○になります。また、最初の1手はセンターに置かなければなりません。
×はコーナーを取りにきました。
立体パズルらしく○は自コマの上に○を重ねてリーチ。
×は順当にリーチつぶし。このようにコマの数が少ないときは相手のリーチを発見するのが簡単ですが後半になると気づかないうちに仕掛けられていることも……。
以下の様にコマが増えてくるとジワジワと判断に必要な時間が増加してきますが、×は的確な守りをしつつ反転攻勢のチャンスをうかがっています。
○は垂直方向にもリーチをかけてきます。
×はなんとかディフェンス。
しかし、水平方向にもリーチがかかっていたので○が横1列を取って勝利。
実際にプレイしている動画は以下で見られます。
立体構造が思考を攪乱する「3D ○×GAME」を実際にプレーしてみた - YouTube
積み上げてオブジェっぽくしてみました。コマとコマの接合はそれほどしっかりしていないのであまり高くは重ねられません。
台座を変則的に組むことで別物のゲームのようにして遊ぶこともできます。
立体になったとは言え、誰でも知っているマルバツゲームの応用なので初めての人でもスグに遊べるのが魅力。楽しむコツとしては、あまり1手ごとに考えられる時間を増やしすぎないよう5秒や3秒に制限してスピーディーな展開にすると瞬時の判断が求められるようになりよりエキサイティングな対戦になるので試してみて下さい。
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