Amazonがギフト券での購入アイテム制限を可能にする特許を取得
ネット通販大手のAmazonが、ギフト券に関する特許を取得しました。
誕生日に図書券をもらって「何か本を買いなさい」と言われたのに全部マンガや雑誌に使ってしまう、というのは子どもなら珍しくないことですが、この特許の内容は、Amazonギフト券を使っての買い物で、相手が何を買うのか制限できるというもの。「やった!Amazonギフト券を1万円分手に入れたから、これでアレとかコレとか買い放題だ」と思っていたら……なんてケースも起こりそうです。
これがAmazonの取得した特許内容。
United States Patent: 8046266
Amazonのギフト券はEメールタイプと印刷タイプがあります。
Eメールタイプを誰かに贈るときに、メッセージとともにそのギフト券オプションとして「推奨製品を表示する」というものが登場。「受取人のほしい物リストから自動選択」「送り主の推薦リストから自動選択」「トップセラー製品から自動選択」で、受取人に推奨する製品を見せることができます。この画面例ではReneeさんの誕生日プレゼントとしてギフト券を送っています。
Reneeさんがギフト券を受け取りました。もらったのは50ドルのギフト券で、制限はなし(Restrictions:None)、ただし推薦商品アリ(Product Recommendations:Yes)というオプション付き。
ギフト券を開いてみると、送り主であるJackさんが「この3つから好きなものを選びなさい」というメッセージ付きで、贈りたいアイテムをオススメしてきています。
「いくつか欲しい物があるみたいだが、どれを贈れば良いのかわからない。けれど、お金を渡すのは……」というような時には重宝しそうなオプションですね。
・関連記事
Amazon.co.jpが発売日に商品が届く「発売日届け」サービスを開始 - GIGAZINE
Amazon.co.jpの商品を「どっちが好き?」で比べて遊ぶ「Amash」 - GIGAZINE
巨大通販サイト「Amazon.co.jp」を支える国内最大級の物流センター「アマゾン堺FC」を見てきた - GIGAZINE
・関連コンテンツ