電池のデザインを変えるだけでこんなに効率的になる
生活の中にあふれている様々なモノのデザインのほとんどは「必要性があってそのようなデザインになっている」ものがほとんどで、さらに一歩進めると「使いやすいようにそのようなデザインになっている」となり、さらに進めると「利便性以外にも気を遣ったデザイン」となり、段々と洗練され、次第に昇華されていきます。
普段から「これはこういうカタチだよね」と思い込んでいるものほど改善の余地があるのかもしれないという新たな気づきを与えてくれるのがこの電池デザイン案「hive」です。
Hive - Battery Design by Jin-young Yoon & Seong-hoon Jeong >> Yanko Design
http://www.yankodesign.com/2011/09/15/let%e2%80%99s-rethink-the-battery/
「hive」とは「ミツバチの巣箱」という意味で、まさにその名の通りの形をしています
この形にすることで、従来の電池と違ってころころと勝手にどこかへ転がっていく、さらには机の上から落ちるという惨劇を事前に防ぐことができます
また、展示する際にも便利で見栄えが良く、面積も無駄になりませんし、結果的に輸送する際のスペースが減少、輸送コストが安くなり、価格自体も下がるというまさに理屈だけで考えるのであればかなり優秀なデザイン案となっています。
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