取材

ロイヤルホストが20年ぶりに満を持して送る「イタリア料理フェア」試食レビュー


ロイヤルホストでは、10月4日から全国で「イタリア料理フェア」が始まります。このフェアのプレス向け先行試食会が行われるということで、一部のメニューを一足早く味わうべく、試食会に参加してきました。

31年前に初のイタリアンフェアを開催したロイヤルホストですが、イタリアンフェアは1991年が最後となっており、今回は20年のブランクを経ての第5回目の開催となっています。伝統の復活の目玉として「新 パスタ宣言」と銘打ち、メインのパスタメニューには、社長自らが工房を訪れて契約を結んだ本場イタリアの低温乾燥熟成パスタ「ヴェリー二」を使用。「太麺で味がしっかり絡む」というヴェリーニの特性に合わせて、ゼロから新たにパスタメニューを開発していることからも、今回のイタリアンフェアにかけるロイヤルホストの強い意気込みが感じられます。


ファミリーレストラン ロイヤルホスト - Royal Host -

ロイヤルホスト難波御堂筋店に到着。


試食会の会場にはイタリアンフェアのメニューと、今回のフェアで使用されているヴェリー二のパスタ、塩が展示されています。


前菜として楽しめる「イタリアンセット」(税込504円)


バジルのドレッシングが香り高いトマトサラダ。サラダの内容も、赤いトマト、緑のバジル、白いレタスと、イタリアンカラーを想わせる組み合わせとなっています。


フォカッチャとグリッシーニ。フォッカッチャは塩味がついており、そのまま食べても、スープやソースにつけても良さそうです。グリッシーニはサクッと軽い食感で、柔らかく、食べやすい感じ。


白インゲン豆と野菜のスープ。粒とペーストの両方が使われており、白インゲン豆の濃厚な味わいが楽しめます。


「魚介のラグー ~アドリア海風~」(税込1134円)


イタリアンカラーの彩りがここでも鮮やかです。


エビ、ホタテ、メカジキ、ヤリイカなどの魚介類のうま味を、太麺のパスタがしっかりと受け止めてくれます。ミニトマトとルッコラの香りがさわやかで、飽きの来ないパスタです。


「グアンチャーレで作ったアラビアータ」(税込997円)


グアンチャーレとは、豚の頬肉の塩漬けのこと。通常のベーコンやパンチェッタよりも歯応えがあり、やや塩辛いくらいに濃い塩味を持っています。


トマトは水煮に加えて、各店でフレッシュなトマトを加えてさわやかな酸味を加えているとのこと。メインとしてだけでなく、ワインなどのお酒と合わせても良さそうです。どっしりとした濃厚な味わいと十分なボリュームのある一皿。


その出来栄えを料理長が自画自賛して、今回使用したパスタの名前をそのままつけてしまった「キノコのクリームスパゲティ "ヴェリー二"」(税込1029円)


ポルチーニを始めとしたキノコにパンチェッタ、フレッシュトマトなど具も多彩です。


ポルチーニソースのパスタはロイヤルホストのメニューにも以前からありましたが、今回のものはヴェリーニに合わせて完全にゼロから作り直しているとのこと。濃厚なクリームソースに負けないくらいにキノコの香りが豊潤です。トマトとバジルが良いアクセントとなって、濃厚なのになぜか食べやすい不思議なパスタ。料理長が自信を見せるだけのことはあると思える味でした。


「ナスとひき肉のボロネーゼ」(税込924円)


大きな茄子がごろごろと入っていてパルミジャーノチーズがふんだんに振りかけられています。


ひき肉の食感がしっかりとパスタに絡んでいて、パンチの効いたボロネーゼに仕上がっています。グリーンピースの彩りが食欲をそそります。


乗っている揚げナスはほどよく味が染みていて、ミートソースと良いコンビネーションとなっています。


「ボローニャ風 ポークカツレツ」(税込1239円)


カツレツの上には、イタリア産の生ハムであるプロシュートとモッツァレラチーズが乗っています。ドミグラスソースとトマトソースでいただきます。


チーズがとろけます。


今回のカツレツは揚げずにオーブンを使って焼き上げているため、油っこさはあまり感じず濃厚なチーズやソースとうまく絡み合っています。


オリーブオイルとパルミジャーノと塩だけの味ですが、パスタそのものの香りと食感が良く、このままでも十分に楽しめます。まずはそのまま食べて、それからソースを絡めて食べると、よりパスタの特性を楽しめるとのこと。


今回のイタリアンフェアでは、パスタメニューがすべてゼロから作り直したものとなるため、全国の各地域担当料理長が一同に会し、勉強会が行われたとのこと。味を統一するため何度もやり直しながら、新しいロイヤルホストのイタリアンフェアの味を完成させていったそうです。


ロイヤルホストのイタリアンフェアは10月4日から開始。この後、ティラミスやズコットなどが登場するドルチェメニューも掲載予定です。

<続き>
ロイヤルホストに本格ドルチェが登場、「イタリアンフェア」ドルチェメニュー

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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