試食

ヘルシー志向の「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」試食


食べた人に「あれはやばいね、ご飯の上にかけて食べるとあまりにもウマイ。デブ好みの味で実にヤバい!!」とまでいわしめるインパクトを与えた「食べるラー油」ブーム。その牽引役のひとつであるエスビーの「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」の後続として、味つけや具が変わった新商品はいろいろ出ていたのですが、正当進化と言える物として「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」が登場。やっとのことで手に入れることができたため、さっそく食べてみることに。

「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」と比べて100gあたり脂質は40%オフ、カロリー20%オフとのこと。油のカロリーを減らすというなかなか斬新なやり方でアピールしているように、ヘルシーに食べられるラー油を目指しているようですが、その味や食感はどう変わったのか、そのまま食べたり料理に使ってみたりして比較しました。

S&B エスビー食品株式会社

「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」を近所のスーパーなど始め、出かける先々で探しても一向に見つからず途方に暮れていたのですが、「エスビーお届けサイト」というエスビー公式通販サイトから購入できるようになっていたことが判明、勢い余って6個注文しました。


ついでに比較用にノーマルの「ぶっかけ!おかずラー油」も6個購入。


これが追い求めてきた「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」です。一番最後の「。」まで含めて商品名です。


文字を印刷せず、「ぶっかけ!おかずラー油」のパッケージのイラストで体現してしまっているのがかなり目を引きます。


「ふりかけタイプ」と書かれているため、やはり「ぶっかけ!おかずラー油」よりも固体に近いような印象。


「具入りラー油の美味しさそのまま!ザクザクの食感!」というキャッチコピーがフタに書かれていました。


「当社ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛と比べ100gあたり脂質40%オフ」と書かれているため、本家と比べればヘルシーということのようです。可食部分が多いとはいえ「ラー油」はいわずもがな油そのものなので、比較しても……という気はしますが、そこは気にしてはいけません。


100gあたり556kcal、カットされたという脂質は41.0gとなっています。


では「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」の成分表示は……と思ってパッケージを手に取ったものの、どこを見てもそのような記述は見あたらず。サイトの商品説明の部分にもカロリーなどの表示はないため、記載してあったら購入をためらってしまう程のカロリーなのかもしれません。


フライドガーリックや赤唐辛子、なたね油、ごま油など「食べるラー油」をそれたらしめている材料が並びます。油控えめの商品だからといって、特に変わったものは入っていないようです。


しかし「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」の原材料名と比べてみると、使われている材料はほぼ同様ですが、材料名が書かれている順番がやや異なっていました。先に書かれている物ほど多く入っているため、本家は食用なたね油がふんだんに使われている一方、今回の新商品はフライドガーリックが先頭に来ているため、相当油の量を減らしたものと思われます。


それでは本格的に比較していきます。瓶の大きさはどちらも同じようです。


試しに逆さにしてみたところ、ずずず……とゆっくりした動きで「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」の中身が固まりになって下にスライドしてきました。


何やらザクザクしていそうな物がぎっしりと詰まっています。瓶の底の部分にも特に油分が大量にたまっている様子はないため、内部のフレーク状の具がしっとりする程度の油が使われているようです。


一方、「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」は油で満たされているためか特に動きはなし。


まずは「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」を開封してスプーンを差し込もうとしたところ、案外固くて驚きました。スプーンで2、3度つっつくとほぐれてくるのですが、かけらが瓶の口から飛び出すこともあるので、力の入れすぎは禁物です。


瓶のなかはみっちりと具が詰まっています。


フライドガーリックやアーモンドなど、さまざまな具が入っているのですが、1つひとつの粒はあまりくっついたりせず、質感だけで言えば鶏そぼろのような感じ。パッケージに「ふりかけタイプ」と書かれているのもうなずける状態になっています。


一方、「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」は、いつも通りの油分を含んでいて、具のチップにもしっかり油が染みこんでいます。


はるか遠く油の向こうに具が見える、といった風情。いつもの具入りラー油です。


白米の上にそれぞれのラー油を乗せてみました。


「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」はパラッとしていたため、スプーン2杯程度をそっとご飯に置いたのですがパラパラと広がっていきました。


ぬれふりかけとでも呼びたくなるような質感で、「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」から油をこし取って乾かした物と言われたら信じてしまいそう。具入りラー油をご飯にそのままかけると真っ赤な油がご飯に染みこんでいきますが、こちらはそこまで油分が多くないため、「ラー油味のふりかけ」という感覚で食べられます。

ただ、具がダイレクトに舌に乗るせいなのか、もとの味付けが濃いのか、塩気や辛さ、ニンニクの香りなどすべての要素が強く感じられ、ふりかけだとしてもご飯に対して味が強すぎるように感じました。もう少し塩気が抑えられていれば、また印象が違ったかもしれません。


一方、油でしっとりしている「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」はご飯の上にかけても微動だにせず。


度重なる試食で慣れてしまいましたが、やはりご飯を食べ進めるにつれ、赤い油がお米の間、さらにはお茶碗の底から染み出てくるというのはかなりインパクトが強いビジュアル。そのため、「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」の方が見た目に美しく具入りラー油を楽しむことができると言えそうです。

しかしやはり油がもたらすまろやかさは絶大で、正直なところ、ご飯との相性はこちらの方が上。ベースの味はこちらも「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」も、確かに同じ材料から作られているのだと思えるものなので、油の有り無しは好みで選んでいいレベルです。具入りラー油のとりこになってしまったけれど、健康のために脂質の取りすぎには気をつけたいという人や、具入りラー油の油っぽさが苦手だった人は一度チャレンジしてみてもいいかと思います。


直接ご飯に乗せてそのものの味を食べ比べた後、サイトに料理のレシピが掲載されていたので、その中から「チョイ辛サンドイッチ」のツナマヨガーリックサンドイッチを作ってみることにしました。レシピには「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」を使うよう記載されていたのですが、「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」でも作って比較してみました。

左が「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」、右が「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」を使った物。レシピ通りに油を切ったツナとマヨネーズ、そしてラー油という材料を器に投入した段階ですでに心が折れそうですが、そんな気持ちにフタをして混ぜ併せます。


「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」使用のツナ。ツナのすき間から赤い粒がのぞいています。


「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」の具をなるべく油を切って入れてみたのですが、具はあまり目立っていません。上のツナの具より油が入った分しっとりしています。


「ぶっかけ!おかずラー油から油を減らしてみました。」が上の写真、「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」が下の写真なのですが、挟んでしまうと見た目にほとんど違いはなし。また、味の方もほとんど差はなく、「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」の方がやや塩辛く、気持ち油っぽさが強いかと思う程度。ラー油入りのツナマヨはおつまみになりそうなちょっとスパイシーで乙な一品となりましたが、ラー油の種類による味の違いはあまり無かったので、油を極力減らしたいかどうかというところでチョイスした方がいいと思います。

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in 試食, Posted by darkhorse_log