取材

数千体の無縁仏にロウソクをともす化野(あだしの)念仏寺「千灯供養」


8月23日・24日に、京都の念仏寺境内にある西院の河原にまつられている数千体の無縁仏にろうそくを灯して供養する「千灯供養(せんとうくよう)」というのが行われます。

ここは、平安時代から鎌倉時代にかけて戦乱や疫病で亡くなった人達の風葬の地であり、地蔵盆の夕刻、境内にはたくさんの蝋燭が灯されます。


あだし野の念仏寺まで、嵐山電鉄の嵐山駅から歩いて、約30分。


道の両側には竹の燈篭が飾られています。


京都らしい店があちこちに。


湯豆腐屋さんを発見。


念仏寺の入り口に到着、整理券をもらいます。


整理券とお金(1000円)を渡して、パンフレットを入手。


境内に並ぶ提灯に導かれるようにして境内へ


お墓や卒塔婆が並んでおり、画像右上を見ると撮影する人がたまっているエリアが。


水子地蔵尊が祀られている様子


通路に沿って進みます。


パンフレットを見せ、和蝋燭を頂きます。


本尊の阿弥陀如来座像が燦然と輝いていました。


そして境内に響き渡る読経の声。


千灯供養の始まりは、あだし野一帯に埋没、散乱していた石仏が明治時代になって境内へ集められ、供養として蝋燭が供えられたことが由来。


数多の年月を経ているため、もはや形は定かならずなのですが、それが逆に厳かさを醸し出しています。


どれほど多くの無縁仏があったことか。


これは無縁仏供養の社です。


お寺を出ると大きな竹燈篭が飾ってありました。


道の脇にある小さな竹燈篭には思い思いの絵柄が施されています。


そして、燈篭やお店を見ながら戻っていきました。

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in 取材, Posted by darkhorse

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