メモ

1ヶ月探し続けた末の再会、竜巻で家を失った女性のもとに愛猫が帰ってくる


竜巻に自宅を壊滅させられ、「何もかも失ってしまった」と感じていた女性が、がれきと化した自宅前でテレビのインタビューを受けていたところ、行方不明になっていた愛猫が帰ってくるという奇跡が起こりました。

女性の自宅は竜巻によってめちゃくちゃになってしまっていたため、猫が生きているかどうかも分からない状態。彼女はその後毎日猫を探し続け、その末に再会がかなったということのようです。


愛猫と女性の突然の再会については以下から。Video: Cat returns home after tornado during TV interview | todaysthv.com

ある日、竜巻があたりのがれきを巻き上げてこちらに向かってくるのに気づいたJudy Pughさんは、3匹の愛猫を抱えて玄関に飛び込みました。しかしその避難もむなしく彼女の家の屋根もたちまち吹き飛んでしまい、しかも壁が上から落ちてきて、彼女は下敷きになってしまいました。

竜巻によって破壊されたPughさんの自宅。原型をほとんどとどめていない程に破壊されています。


Pughさんは「私は手とひざを動かそうとしましたが、それはかないませんでした。それから、若い男の子が大きな声で『ジュディさん、ジュディさん!そこにいますか?』と私を呼ぶ声が聞こえました。」と当時の状況を語っています。Pughさんは体に黒いあざができてしまったものの、無事脱出することができたようです。

無事生還できたものの、彼女は帰る家を失ってしまいました。少ないながらも、がれきの山と化した自宅の中に無事だった部分は存在し、キッチンのキャビネットの中にしまわれていた、クリスタル製のボウルは無傷で発見されましたが、Pughさんの心は癒されませんでした。

なぜなら3匹飼っていた猫のうち1匹が行方不明になってしまったためで、彼女は望みを捨てることなく、事件後3週間にわたって毎日猫を探し続けたといいます。

そんな彼女の境遇を知って、テレビクルーがインタビューに訪れます。


なかなか見つからなかった猫が、インタビューを受けている真っ最中にひょっこり姿を見せました。見つかった猫はCadieという名前で、約1ヶ月もの間、エサや水が満足に得られないような状況を生き抜いてきたことになるため、まさに奇跡の再会と言えそうです。


Pughさんは感激のあまり猫を抱き上げて「望むものすべてが手に入ったわ」とこぼしていました。


彼女は「Cadieに言葉が話せたら、今までどこに行っていたのか聞けるのに」と例え話をするなど、過酷な状況を生き抜いて戻ってきたCadieをいたわっている様子。Cadieはもちろん今後、Pughさんと一緒に暮らすことになるとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
誤ってトイレに流された子犬が無事に救出される - GIGAZINE

3頭のシロクマとともに氷に乗って漂流した少年が2日後に救出される - GIGAZINE

屋根から下りられなくなった1匹のネコを助けるため、総勢25人もの消防士が派遣される - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.