メモ

60メートルの崖から水たまりに落下して生還した子犬


鳥を追いかけていた子犬が、誤って採石場の崖から転落してしまったそうです。崖下はため池のようになっていたものの、高さは200フィート(60メートル)もあり、飼い主はこれはダメかもしれないと思ったらしいのですが、偶然にも池にはダイビングしていたグループがいて、子犬は助けられたとのこと。

詳細は以下から。
BBC NEWS | Wales | Puppy survives 200ft quarry fall

事故に遭ったのは理学療法士のKeli Beamonさん(45歳)が飼っているコッカー・スパニエルのDotty(7ヶ月)。


Keliさんの家はウェールズ南東部、モンマスシャー州Chepstowにあり、この日、KeliさんとDottyが散歩していると目の前を鳥が横切って飛んでいったのでDottyはそれを追いかけて走っていきました。Dottyは必死で頭上の鳥を追っていたため足元がお留守になっていて、気付いたときには崖から落ちていたとのこと。Keliさんは「きっとDottyは岩にぶつかって死んでしまったんだろう……」と思いながら崖下をのぞき込んだそうです。

Dottyが落ちた崖は高さが200フィート(約60メートル)あり、崖下はため池のようになっていました。Dottyは3回崖に体をぶつけ、時速50マイル(80km)ほどで水面へ落下しました。偶然にも、池にはちょうど潜水グループが来ており、Dottyが水しぶきを上げて落下したのに気付いたメンバーがすぐにDottyに酸素を与えながら助け上げたため、Dottyは無事でした。崖下をのぞき込んだKeliさんが見たのは、ちょうどDottyがダイバーに助け上げられたところだったそうです。


Keliさんは「Dottyは世界で一番ラッキーな犬に違いないわ、生きていることが奇跡だもの。落ちるだけで死んでもおかしくないし、着水の衝撃はレンガの壁にぶつかるのと同じぐらいだったはず。無事な姿で尻尾を振る姿を見て信じられなかった」と語っており、Dottyを助けた潜水グループのTerry Birtlesさんは「こんな高いところから落ちて助かった犬の話なんて聞いたことがないよ、Dottyはラッキーな犬だね。自分たちが助け上げたときDottyはショックを受けてはいたが肉体的な損傷は見あたらなかった。こんなに早く治るなんて思わなかったよ」と語っています。

事故から3日間ぐらい、Dottyは驚いたような顔のままで歩き回っていたそうですが、すぐに元通りになったとのこと。

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in メモ, Posted by logc_nt

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