「徳島からアニメ文化の発信を」、ユーフォーテーブル映画館発表会に知事、市長、チェブラーシカら勢揃い
ユーフォーテーブルが徳島に映画館をオープンするという報道がありましたが、本日、その発表会が行われました。
発表会にはユーフォーテーブルの近藤光プロデューサーのほかに、徳島県の飯泉嘉門県知事、徳島市の原秀樹市長、ビルのオーナーである守住九一氏が登場し、この映画館にかける思いを語りました。
守住ビル前、新コンテンツ発表会の準備が行われていました。
司会を務めたのは「みのりスクランブル!」の主役を演じている五十嵐裕美さん、阿久津加菜さん、高井舞香さん。
紹介を受けて、近藤光プロデューサーが登場。
続いて、徳島県知事の飯泉嘉門さん。
徳島市長の原秀樹さん。
ビルのオーナー、守住九一さん。
「重大発表」というフリで行われた新コンテンツ発表会(=映画館オープン発表会)でしたが、実際には5月1日に徳島新聞に記事が掲載されていたため「もうネタバレだよね」と苦笑しつつの発表となりました。
このビルは映画館としての機能のほか、マチ★アソビのインフォメーションセンターや、放送局のスタジオ、ショールームなど、色々な施設として活用できるようにと考えられているとのこと。
飯泉知事は、自身もアニメ世代のはしりということで、アニメはすでにサブカルチャーではなくてメインカルチャーではないか?と語り、このマチ★アソビの殿堂である映画館をきっかけに、日本から世界へ出て行き、「いつかは国際映画祭みたいなものもできればと思うんですが」と、将来の展望を語りました。
映画館ではアニメ作品の上映をベースに考えているそうですが、守住さんは自身が70歳で年配の人も多いため、「老人にも楽しみを」ということで、午前中は普通の年寄りが楽しめる映画も、というお願いをしているそうです。
トークでは、ゲストとしてチェブラーシカが登場。
最近は、東京がアニメに冷たくなってきているため、徳島が比較対象としてあげられることもあり、知事は「今まで発表の場は東京ばかりだったが、今度からは徳島でも」と思いを語りました。
「チェブちゃん、がんばろう」と守住さん。
あまりアニメには詳しくないが、これほど人が集まることに驚いたという原市長。今後は「徳島といえば阿波踊りとアニメがある」と言われる町になるように、との思いがあるようです。
チェブラーシカが来て子どもたちがニコニコしているのを見て刺激を受けたという近藤さん。アニメは東京からの発信ばかりだが、徳島からでも発信をしていきたいと意気込みを語りました。
子どもたちの注目を集めるチェブラーシカ。
知事も市長もアニメの力を認めはじめた徳島、これからアニメ都市として羽ばたいていくかもしれません……!
オープン準備と、オープン当日の様子はこちら。
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