TYPE-MOON(タイプムーン)の新作PV「魔法使いの夜」「Carnival Fantasm」「Fate/Zero」3作同時上映
「マチ★アソビ」を主催するufotableが制作する「Fate/Zero」を含め、TYPE-MOONの新作PVが3作同時に上映されました。
今回上映されたのは、2011年内発売予定のビジュアルノベルゲーム「魔法使いの夜」、TYPE-MOON10周年を記念したその名の通りお祭り的な作品「Carnival Fantasm」、そしてufotableが制作を進めている「Fate/Zero」の3作。会場となった阿波おどり会館には多くのファンが詰めかけ、急遽入れ替え制の2回上映が行われるなど、主催者の予想を超える数の人が集まっていました。
上映会の様子とクリエイターからのメッセージは以下から。TYPE-MOON Official Web Site
PVの上映会には予想を超える多くのファンが集まり、会場となった阿波おどり会館内では収まらず、となりの神社の石段の上まで行列ができました。
続々と入場していく来場者たち。しかし会場のキャパシティが足りず、急遽入れ替え制による2回目の上映を決定。
2回目の上映ですが、席は満席。
アニプレックスの高橋祐馬さんが特別協力で司会を務めます。予想を超えた集客により、上映まで待たせてしまったことのお詫びと、それぞれの作品の作り手のコメントも届いていることが伝えられました。
最初は「魔法使いの夜」から上映が始まります。
「魔法使いの夜」については、シナリオ制作の奈須きのこさんから「みなさんアニメ大好きですか? 私は大好きです。いい年になっても、この道から抜け出せそうにありません」「(魔法使いの夜は)これまでのビジュアルノベルと違い、劇場クオリティのワンクールアニメのようなシナリオになっています」というメッセージが届けられました。
さらに、原画を担当したこやまひろかずさんからは、「PVを見ていただいて、ビジュアル面はいかがでしたか? 良い出来だと感じてもらえればうれしいです」「演出面では完成状態のものではありませんので、(完成版は)もっともっとすごくなります。一日でも早く皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります」とのこと。
次は「Carnival Fantasm」の上映。
「Carnival Fantasm」については、岸誠二監督から「PVいかがでしたでしょうか? スタッフ一同死にものぐるいで制作中です。とにかく楽しめる、面白いものを作るよう頑張っていますので、今しばらくお待ちください」との言葉が届きました。
さらに、構成の上江洲誠さんからは「私たちにとって、長い、長い祭りの準備でした。全話が新番組と言えるほどに手の込んだ造りとなっています。隅々までお楽しみください」とのこと。
最後は「Fate/Zero」の上映。
「Fate/Zero」について、あおきえい監督からのメッセージは「皆さん、マチ★アソビは楽しんでいますか? 僕はただいまufotableスタジオにて絶賛仕事中です。ファンの皆さんの期待に応えるべく、スタッフ一同、鋭意制作中です。ご期待ください」とのこと。
さらにシナリオの虚淵玄さんから「(Fate/Zeroは)行き詰まっていた私に突破口をもたらしてくれた作品」「あおきえい監督なら私の想像していた世界を見事に具現化してくれるはず。誰よりも期待しているのは私かも知れません」との言葉が寄せられました。
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