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「お金をくれてどうもありがとう」、泥棒が被害者の女性に花束とカードを贈呈


ある女性のカードをスキミングして多額の金額を使い込んだ犯人が、なぜかその女性の自宅に花束とメッセージカードを送りつけるという奇妙な事件が起こりました。

キャッツ・アイ」などのように泥棒が犯行前に予告状を送ることはあっても、犯行を行った後に贈り物をするのはかなり不自然ですが、一体どんな狙いがあったのでしょうか……


妙にキザなスキミング犯からのプレゼントに対する被害者の反応は以下から。Scammer steals woman's credit card, sends her flowers and note saying 'Thanks for your money!'

アメリカ・ロードアイランド州で女性のクレジットカードをスキミングし、勝手に2500ドル(約21万2000円)もの金額をネットショッピングにつぎこんだ犯人が、どういうわけか被害者に花束とメッセージカードを送りつけていたことが分かりました。

被害者のStephanie Mariscaさんは、口座を開設していたBank of Americaから、彼女のクレジットカードで何者かが一度におよそ2500ドルもの買い物をしていると警告されました。

しかもその数週間後、何者かから花束とメッセージカードが自宅に送られてきて、カードには手書きの文字で「お金をくれてどうもありがとう」と書かれていたそうです。

犯人から送られてきたカード。わざわざ手書きでメッセージを送ってくる余裕を見せています。


「他人のカードを厚かましく使いこんでおいて、その上『ありがとう』ですって?」と困惑したMariscaさんは警察に駆けこみました。そんな彼女に、警察署の巡査は、彼女のカードをスキミングした犯人を現在捜索しているところだと伝えました。

銀行の口座は既に凍結されていて、犯人が使い込んだ金額をMariscaさんが支払う義務はないということですが、彼女は犯人からのふざけたプレゼントに侮辱されたと感じ、非常に憤っているとのこと。

取材に応じるStephanie Mariscaさん。


女性が自分の住所をスキミング犯に把握されているというのはかなり気分の悪いことだと思うので、この犯人が早く捕まることを祈るばかりです……

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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