元々はウォークインクローゼット、わずか7平方メートルの狭小住宅
わずかに余った土地に工夫して建てられた住宅や、かつての長屋の1区画分が建て替え時に取り残されてしまったものなど、いろいろなタイプの狭小住宅がありますが、ある意味で極めつけなのが「元はウォークインクローゼットだった」という、わずか7平方メートルの狭小住宅。
作業場として使うというのならわかるのですが、この部屋の持ち主である作家の女性はなんとちゃんとここで暮らしているというのだから驚きです。
この部屋の全貌が見られるムービーは以下から。
Simple life Manhattan: a 90-square-foot microstudio - videos - *faircompanies
YouTube - Simple life Manhattan: a 90-square-foot microstudio
交差点の角からちょっと奥に行った白い建物が問題の物件です。
部屋の中は……
こんな感じ。ここで見えているのが部屋のほぼすべてです。
この部屋に住んでいるのは作家のFelice Cohenさん(What Papa Told Meの著者)。
1日のほとんどはこうしてデスクに向かって仕事をしているそうです。
キッチンはなく、冷蔵庫も小さめ。
トースターにはバナナが収納されています。
雑貨などがぎっしり詰め込まれている棚。
こちらはクローゼット。狭いスペースながらきれいに整頓されています。
「ここは広いのよ」とバス&トイレを紹介してくれるCohenさん。
奥がシャワー、手前がトイレになっています。
最後はベッドへとロフトを上ります。
高さは起き上がって座れないぐらい。寝そべったときに顔と天井との距離は23インチ(約58cm)ぐらいで、最初にこのロフトで目覚めたときはちょっとしたパニックになりかけたそうです。
枕元には本などが置かれています。このスペースだと読書も大変そう……。
部屋を上から見下ろしたところ。ほぼ部屋のすべてが見えています。
窓からの景色はそれほど悪くはありません。
近くにはセントラルパークもあります。
もともとはウォークインクローゼットだったというこの部屋、家賃は月額700ドル(約6万円)。マンハッタンのど真ん中に住めることと部屋の内容とのバランスを考えると、妥当な金額なのかもしれません。
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