ハードウェア

Intelが極小サイズのSSD「310シリーズ」を発表、従来の8分の1のサイズで重さわずか10グラム


Micron Technologyと提携して高速なSSDを手がけていることで知られるIntelが極小サイズのSSD「310シリーズ」を発表しました。

なんと従来展開していた2.5インチHDDサイズのものと比較して、大きさは8分の1にまで小型化されているほか、わずか10グラムと非常に軽量なモデルとなっており、ノートパソコンはもちろん、タブレット端末などへの搭載が期待されるほか、HDDと組み合わせることでパソコンの性能を向上させることも実現しています。

詳細は以下から。
インテル、1/8 の大きさで従来製品と同等の性能を実現するインテル SSD 310 シリーズを発表

Intelのプレスリリースによると、同社は高い評価を得ているSSD「Intel X25」シリーズと同等の性能をこれまでの8分の1の大きさで実現した「Intel SSD 310シリーズ」を発表したそうです。ラインナップは80GBモデルと40GBモデルの2種類。


「Intel SSD 310シリーズ」は超小型サイズで高速動作を実現しており、斬新なデザインの製品や機器に優れた柔軟性や耐久性、拡張性をもたらすとされているほか、ノートパソコンや最新のタブレット端末、省電力で耐久性に優れた産業用用途の組込みアプリケーションなどを可能にするとのこと。

なお、接続インターフェースはオンボード用PCI Express(PCIe)ミニコネクタ、シングルドライブのネットブック、タブレット端末やハンドヘルド機器のSATAインターフェースをサポートしており、「Intel SSD 310シリーズ」と高容量HDDを組み合わせた「デュアルドライブ」を構築した場合、パソコンの性能を最大60%引き上げることが可能になるとされています。

「Intel SSD 310シリーズ」の本体写真。本体サイズは縦横51mm×30mmです。


HDDと比較したところ。


薄さはわずか5mm


小銭と並べるとコンパクトさが分かります。


なお、気になる転送速度ですが40GBモデルは読み込み速度は毎秒最大170MB、書き込み速度が毎秒最大35MB、80GBモデルは読み込み速度が毎秒最大200MB、書き込み速度は毎秒最大70MBとなっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
書き込み速度が約1万倍の「次世代メモリー」開発へ、待機時の消費電力もほぼゼロに - GIGAZINE

ついに128GBのSDXCメモリカードが登場、高速タイプで比較的リーズナブルな価格に - GIGAZINE

「テラバイト級の光ディスク」を実現へ、ソニーなどが世界初の青紫色超短パルス半導体レーザーを開発 - GIGAZINE

サンディスクが10年以上使える新型高速SSD「G4」などを正式発表、HDDと交換可能 - GIGAZINE

SSDが徐々に値下がりを続ける一方、HDDが値上がり傾向にあることが明らかに - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.